LGエレクトロニクスがグローバル市場向けに投入したフラグシップスマートフォン「Optimus G」。日本市場ではNTTドコモ向け「Optimus G L-01E」とau向け「Optimus G LGL21」の2機種が発売されている。レビュー前編では、パッケージ・外観と、端末の初期設定について違いを見ていったが、後編では実際の利用シーンで気になる機能の違いを検証していく。
Optimus Gは“スマートフォン”なので「電話」機能も重要だ。Androidスマートフォンでは、電話の発信(ダイヤラー)やアドレス帳)もアプリで実現している。L-01Eではドコモが提供するアプリを、LGL21ではLGが提供するアプリを利用する。
L-01Eに搭載されているドコモのアプリは、ソーシャル連携が可能なことが特徴だ。ソーシャル連携機能は別途SNSアカウントとのひも付け設定が必要となる。ドコモ向けに提供されるAndroidスマートフォンは、機種によってはメーカー提供の電話・アドレス帳アプリと切り替えて使えるが、L-01Eではドコモ提供のアプリのみが用意されている。
一方、LGL21に搭載されているLGのアドレス帳はかなりシンプルで、基本的な機能に徹している印象がある。ダイヤルキーの「*」キーを長押しするとマナーモードにできるのは従来のフィーチャーフォンと似ている。短縮ダイヤル機能も付いている。auでは、キャリアとしてこのようなアプリを用意していないため、LGL21を含めて全メーカーの端末でメーカー提供の電話・アドレス帳アプリを採用している。
キャリアの電話関連サービスは、ともに「通話設定」から行える。通話設定はダイアラーでメニューボタンを押して「通話設定」を選ぶか、本体設定の「通話設定」を選べばよい。設定の階層はL-01EとLGL21で異なるが、おおむね同じ設定が行える。なお、国内メーカー製スマートフォンの多くで搭載されている「伝言メモ」(簡易留守番電話)機能は搭載されていない。留守番電話機能を利用する場合は、両キャリアともに有料の留守番電話サービス(ドコモは「留守番電話」、auは「auお留守番サービスEX」)に加入する必要がある。
両者ともに、Android 4.0の標準機能としてGmailアプリがプリインストールされているが、それ以外のメールまわりのプリインストールアプリは異なる面がある。
L-01Eでは、メーカーが用意した「Eメール」のアプリがプリインストールされており、Microsoft Exchangeやmopera(ドコモのインターネット接続サービス)などの電子メールアカウントを利用できる。筆者は手持ちのHotmailアカウントでセットアップしてみたが、オンラインで自動的に設定を取得し、すぐに送受信できるようになった。世界的に著名なメールサービスであれば、送受信サーバの設定は自動的に取得してくれる。自動設定に対応していない場合は手動で設定することになる。Gmail以外の電子メールを利用している場合は重宝しそうだ。L-01Eでは、SMSもメーカーアプリを利用して送受信する。キャリアメールである「spモードメール」は、初期設定ではインストールされておらず、ダウンロードするためのショートカットが用意されている。このショートカットはアンインストールも可能だ。
一方、LGL21ではauが用意した「Eメール」と「SMS」アプリがプリインストールされている。前者は、L-01Eとは役割が異なり、キャリアメール(ezweb.ne.jp)を送受信するためのアプリであって、Gmail以外の電子メールを送受信するためには別途メーラーアプリを用意する必要がある。また、システムアプリ扱いとなっているため、削除もできない。
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