第40回 レトロ系や銀河系、フィルタ系アプリで遊ぼう(1)荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)

» 2014年01月14日 13時03分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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ビンテージ系と銀河系フィルタの「Pic fx」

 もうひとつ、老舗もの「Pic fx」を。「fx」の名の通り、エフェクト系が充実したアプリ。そのエフェクトっぷりがハンパじゃないので一度遊んで欲しいのだ。最新バージョンでは正方形にクロップするかどうかを最初に選択できるのだが(昔は正方形のみだった)、このアプリで楽しむときは正方形にしちゃうのがお勧め。

 Pic fxのポイントは、このアプリにしかあるまい、というハイクオリティで派手なエフェクトが用意されてることと、レイヤーを追加することで複数のエフェクトを重ねがけできること。付属するフィルタはおおまかに、レトロ・クラシック・ビンテージ系と、テクスチャー系に分かれてる。

 さてこの午後の港写真をどう料理するか。

 画面下にテーマ別にフィルターが整理されているので、最初にテーマを選ぶべし。

photo 下に「SET」が並ぶ。セット名をタップするとその中味がサムネイルで表示される

 「Classics -SET -」をタップすると、Classic系のフィルタがざっと開くのでいくつかかけてみよう。かなり容赦ない古写真っぽさがすばらしい。

photo Marshmallowフィルタ。紫のかぶりぐあいが幻想的でたまらん

 Vintageセットの「Haiku」なんてどこが俳句なのかよくわからないけど、作者的にわびさびなんだろう。

photo Vintageセットの「Haiku」。俳句のことだと思われる

 Urbanセットの「Crime Scene」なんかは……えっと「犯罪現場」と訳してOK?

photo UrbanセットのCrime Scene。渋い感じが気に入ったのでこれを使うことに。何か起きそうではある

 ではこのCrime Sceneを使ってみよう。

 これをベースに、さらにテクスチャー系フィルタをかけてみる。レイヤー追加ボタンをタップするだけでOK。そして、Scratches SETを使ってみる。文字通り、古くて傷だらけになったフィルムの感じにしてくれる。

photo Scratchesセットから、Grit Textureをかけてみた

 Lightセットでは「Bokeh」シリーズが10個。Bokehってのは日本語でいう「ボケ」。そのまま英語の写真用語として定着しております。ボケたライトを追加するエフェクト。さらに、ライトリーク(フィルムの端っこが感光しちゃった現象)系もいくつか搭載されている。やっぱ「ボケ」でしょうってことで前景にふんわりとボケた光源を入れてみた。。

photo Crime SceneにさらにBokeh 4フィルタを重ねて見た。犯罪っぽさが消えちゃいました。。。

 犯罪っぽさが消えて台無しになったところで、別の写真に切り替えます。

 今度は普通の港写真。

photo 順光の港写真を開いて見た。ちなみに正面に見えているのは広島県福山市にある「鞆の浦」の鞆港。右奥に見えている島は「仙酔島」。湾の反対側にある岬の上から撮っております

 この普通の港写真にテクスチャを加えてみよう。「Textures SET」では、写真にいろんなテクスチャーを加えてくれる。例えばこれに「Book」テクスチャを加えると、こうなる。

photo 普通の写真が、いきなり古書……それも19世紀くらいの古文書風に化けました。妙にリアルなところがすごい

 いきなり古書に変身。 傑作は「Paint Peel」。経年劣化で剥がれてしまった壁だ。

photo 剥がれ方がリアルで面白い。

 このフィルタはよくできてて、昔、カメラの写真にこのテクスチャをかけてTwitterにアップしたら「壊しちゃったんですか?」と聞かれて困ったことがある。

 テクスチャー系の傑作をもうひとついこう。Pic fxにしかない(と思う)「Space」セット。要するに銀河系フィルタだ。

photo Spaceセットから「Galactic」、つまり銀河系フィルタをかけてみた。幻想的というか、何か異変がおきそうというか

 Pic fxって派手すぎて逆に使いどころが難しかったりするのだけど、ヴィンテージでギャラクシーというシュールな写真で遊んでみるのも一興かと思います。試しに、先週(荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第39回 新幹線の車窓からiPhoneで富士山を撮る)ネタにした富士山写真をちょいと銀河系にしてみました。

photo ギャラティック富士山
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