第3回 小型軽量ノート6台の拡張性を問うモバイルノート08年春モデル徹底検証(4/4 ページ)

» 2008年02月28日 12時45分 公開
[前橋豪,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

メインメモリの構成を比較する

 最後にメインメモリの構成を比べる。6モデルはいずれも底面にSO-DIMMメモリスロットを用意しており、メモリモジュールの増設や交換は容易だ。ただし、モデルによって標準構成のメモリ容量やオンボード実装のメモリ容量、メモリスロットの数などは異なる。詳しくは、下表を見てほしい。

各モデルのメインメモリ仕様
製品名 メーカー メインメモリ メモリ構成 メモリスロット(空き)
LaVie J LJ750/LH NEC 標準2GB/最大3GB(PC2-4200) オンボード1GB、SO-DIMM 1GB SO-DIMM×1(0)
VAIO type G VGN-G2KAN ソニー 標準1GB/最大1.5GB(PC2-4200) オンボード512MB、SO-DIMM 512MB SO-DIMM×1(0)
VAIO type T VGN-TZ72B ソニー 標準2GB/最大2GB(PC2-4200) SO-DIMM 2GB SO-DIMM×1(0)
dynabook SS RX1/T7E 東芝 標準2GB/最大2GB(PC2-5300、PC2-4200で動作) オンボード1GB、SO-DIMM 1GB SO-DIMM×1(0)
Let'snote LIGHT CF-W7 パナソニック 標準1GB/最大2GB(PC2-4200) オンボード1GB SO-DIMM×1(1)
FMV-BIBLO LOOX R70Y 富士通 標準1GB/最大4GB(PC2-5300) SO-DIMM 1GB SO-DIMM×2(1)

 それでは以下に写真とともに各モデルのメモリ構成を見ていこう。

LaVie J LJ750/LH:メモリスロットは1基備えている。オンボードの1Gバイトメモリと、1Gバイトのモジュールで標準2Gバイトのメモリ容量を確保している。標準装備の1Gバイトモジュールを2Gバイトモジュールと交換することで、最大3Gバイトまでメモリ容量を増やすことが可能だ
VAIO type G VGN-G2KAN:オンボードの512Mバイトメモリと、512Mバイトのメモリモジュールで標準1Gバイトのメモリ容量を確保。メモリスロットは1基で、1Gバイトモジュールと交換すれば、最大1.5Gバイトまでメモリ容量を増やせる。直販モデルでは、1Gバイトのオンボードメモリも選べる
VAIO type T VGN-TZ72B:オンボードにメインメモリは実装していない。メモリスロットは1基で、ここに2Gバイトのメモリモジュールを標準装備している。2Gバイトがメモリ容量の上限なので、モジュールを交換しても2Gバイトを超えるメモリ容量には対応しない

dynabook SS RX1/T7E:オンボードで1Gバイトのメモリを搭載。1基のメモリスロットに1Gバイトのメモリモジュールを装着することで、標準で2Gバイトのメモリ容量としている。2Gバイトがメモリ容量の上限になっており、2Gバイトを超える増設には対応しない
Let'snote LIGHT CF-W7:1基のメモリスロットを備えているが、メモリスロットは空いた状態だ。オンボードで1Gバイトのメモリを搭載しており、これだけで標準の1Gバイトメモリを構成している。メモリスロットに1Gバイトモジュールを装着することで、最大2Gバイトまでメモリ容量を増やせる
FMV-BIBLO LOOX R70Y:メモリスロットは2基用意。購入時には、片方のスロットに1Gバイトのモジュールが装着された状態だ。標準装備の1Gバイトモジュールを外し、2Gバイトモジュールを2枚装着することで、最大4Gバイトまでメモリ容量の増設が可能だ(OSは最大約3Gバイトまで使用可)

 標準のメモリ容量は、LaVie J LJ750/LH、VAIO type T VGN-TZ72B、dynabook SS RX1/T7Eが2Gバイト、VAIO type G VGN-G2KAN、Let'snote LIGHT CF-W7、FMV-BIBLO LOOX R70Yが1Gバイトとなっている。Windows Vistaを快適に動作させるには1Gバイトのメモリでは心もとないので、2Gバイト以上に増設して使いたいところだ。

 特にFMV-BIBLO LOOX R70Yは標準装備のメモリ容量こそ1Gバイトだが、2基のメモリスロットを搭載し、最大4Gバイト(OS上では最大約3Gバイト)までメモリ容量を増やせる点で他機種をリードしている。一方、メモリの最大容量が1.5GバイトまでのVAIO type G VGN-G2KANは性能面で物足りないが、直販モデルで1Gバイトのオンボードメモリが選べることを覚えておきたい。

 また、標準のメインメモリ容量については直販モデルを選ぶことで、最初から大容量の状態で購入することも可能だ。昨今はノートPC用メモリの低価格化が進んでおり、パーツショップでメモリモジュールを別途購入して増設したほうが安く済むことも多いが、メーカー保証やメモリモジュールの相性問題などを考慮すると、直販モデルでの増設にもメリットがある。


 次回は、各モデルの液晶ディスプレイとキーボード、タッチパッドなどの品質と使い勝手をじっくり比較していく。第4回はこちら

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月23日 更新
  1. 新型「Mac mini」「Mac Studio」徹底レビュー! ローカルAIはついに“実用域”へ エージェントAIに事務仕事を任せて分かった驚異の進化 (2026年09月22日)
  2. あの名コンビの声が“公認AI”で6カ国語に! 麻布台ヒルズ「まんが日本昔ばなし展」で体験するAI音声の最前線 (2026年09月22日)
  3. デスクをすっきり整理できる「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」がセールで25%オフの2万4690円に (2026年09月22日)
  4. 液晶ポリマー採用のSudokoo製ファンやSANDISK新SSD「Optimus」がアキバに上陸! ゲーミングデバイス「AIM1」など新顔多数の秋連休アキバ (2026年09月21日)
  5. 25万以上が訪れるも異例の幕切れとなったTGS2026 MSIのゴッホコラボPCから手軽な配信アプリまで、会場で見つけた注目製品をレポート (2026年09月21日)
  6. 15型PCや書類をスマートに収納する「ザ・ノース・フェイス Shuttle デイパック」がセールで20%オフの2万4649円に (2026年09月22日)
  7. PCのストレージ不足解消と高速化に役立つ「キオクシア 2TB 内蔵SSD SSD-CK2.0N4B/R」がセールで10%オフの5万8480円に (2026年09月20日)
  8. PC回りの音質を手軽に向上させる「Creative Pebble V3」が20%オフの4384円に (2026年09月22日)
  9. Gemini搭載PC「Googlebook」ついに予約開始へ/Anthropic CEOのAI開発減速提言 (2026年09月20日)
  10. 通勤とジム通いを両立できるバックパック「マムート セオン トランスポーター 25」がセールで40%オフの1万4413円に (2026年09月20日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー