もう1つ、外観に影響するバッテリーのオプションにも触れておこう。VAIO type PはバッテリーパックLを装着することで2倍以上の駆動時間(Vistaモデルで最長約9時間)を確保できるが、標準バッテリー装着時と比べて本体後部が11ミリほど盛り上がり、重量は約118グラム増える。見た目のスマートさを重視するならば標準バッテリーがいいが、長時間駆動が行えるバッテリーパックLも捨てがたい。
ちなみに、バッテリーのカラーはブラックとシルバーの2色があり、本体やキーボードの色に合ったものが付属する。
これは余談だが、付属のACアダプタも従来機と同様、本体に合わせて小型軽量にまとまっている。ACアダプタは、コンセントに直接つなげるウォールマウントプラグや、専用I/Oポートに接続するオプションのアナログRGB出力/有線LANアダプタと連結して持ち運べるので、なかなか便利だ。
以上、VAIO type Pの全カラバリをざっとチェックした。直販モデルで最も人気があるカラーはオニキスブラックだと聞くが、今回ダークブラウンキーボードが追加されたことで、男性のユーザーを中心として、この2つの組み合わせが増えそうだ。実際、筆者も全色を見比べて、この配色が最も欲しくなった。一方、新色のパイライトゴールドは、華やかでありながら甘すぎないので、特に大人の女性が持つと似合いそうだ。人とはちょっと違ったデザインを求めるならば、レーザー加飾による天板に注目するといいだろう。
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