いよいよボーナスの支給される時期がやってきた。PC USERの読者の中には、この日を心待ちにしながら、新しいPCの購入計画を立てていた人もいるだろう。思い切って大人買いか? それとも手堅くNetbookか? いやいやここはぐっとお求めやすくなった「MacBook Pro」で決まりだろう、などとほとばしる物欲に身をまかせてあれこれと思いを巡らせるのはとても楽しいものだ。
しかし、この不景気である。ボーナスが支給されたはずなのに、銀行の預金残高がボーナス支給前の数字とほとんど変わっていないことにショックを受けている人もいるにちがいない。かくいう記者もボーナスでMacを新調しようと思っていたのだが、どうやら断念せざるを得ないようだ。がーんだな……出鼻をくじかれた、などとつぶやいていたら、Apple Storeが狙いすましたように救済キャンペーンを展開していることに気付いた。その名も「Appleローン分割金利0%キャンペーン」。実施期間は6月12日から6月21日まで、つまり今週末までだ。
支払い回数 | 6回 | 10回 | 12回 | 18回 | 20回 | 24回 | 30回 | 36回 |
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通常金利(実質年率) | 9.5% | 9.5% | 9.5% | 9.5% | 9.5% | 9.5% | 9.5% | 9.5% |
キャンペーン金利(実質年率) | 0% | 0% | 0% | 3% | 3% | 3% | 5% | 5% |
Appleローン分割金利0%キャンペーンは、アップル直営店、またはオンラインのApple Storeで4万円以上の購入者を対象としたキャンペーンで、6回/10回/12回払いの場合は分割金利を0%で利用できるというもの。また、18回〜24回払い時で3%、30回〜36回払い時でも5%と、通常の9.5%に比べればかなりお得だ。
例えば、コストパフォーマンスが非常に高い10万8800円の「MacBook White」は、12回払いなら初回のみ9800円で後は月々9000円で購入できる。同キャンペーンは「Apple Store for Education」にも適用されるため、学生さんたちは初回9100円/月々8700円で手に入る計算だ。さらにApple Store for Educationで0金利キャンペーンを適用しつつ、36回払い(金利5%)をシミュレートしてみたら、初回4687円/月々3100円という数字がはじき出された。飲みに行く回数を月に1回減らすだけで新しいMacが手に入るということか……。
このほかApple Storeでは、ソフマップが提供するPC下取りサービスの査定額を15%上乗せする「Apple Store下取りサービス」も2009年8月31日まで実施している。試しに会社から支給されているThinkPad X60(1780-K8J)を査定してみたところ、3万5000円という上限額が提示され、あやうくそのまま下取りに出してしまうところだった。なお、こちらの専用ページから買い取り金額を即座に検索できるので、乗り換えを考えている人は試してみるといい。
「オレ、ボーナス出たらMac買うんだ……(そして出なかった)」「今までWindowsを使ってきたけど最近Macが気になる」――そんな人は、この2つのキャンペーンを機会にWindowsマシンを下取りして、きれいさっぱり新しいMacに乗り換えてしまうのもいいかもしれない。
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