豊富な専用アクセサリーはViliv S5譲りだ。黒と赤のコントラストが映えるレザーケースや、GPS機能と組み合わせた簡易ナビ的な利用を想定したカーキット、映像出力ケーブルなどを用意している。海外製PCの場合、大手ベンダーであっても、こうした専用アクセサリーを国内販売しないことは少なくないが、ブルレーではしっかりオプションまで取りそろえており、好感が持てる。
なお、ブルレーでは8月31日までにViliv X70本体を予約すると、レザーケースとカーキットが特典として添付される発売記念キャンペーンを実施している(エントリーモデルはCPUのアップグレード特典もあり)。
以上、短時間ながらViliv X70の試作機をViliv S5と使い比べてみた。Viliv S5が持つ最大の魅力は、超小型軽量のボディでWindowsのフル機能が十分使える点や、長時間のバッテリー駆動が可能な点にある(一方で、操作性や拡張性はある程度ガマンがいる)。
これに対し、Viliv X70はViliv S5ほどの携帯性はないものの、画面サイズが大きくなったことで視認性や操作性が向上し、インタフェースや機能の追加も組み合わさり、持ち運び以外での使い勝手はかなり高まっている。本体サイズや重量が増したといっても、それはViliv S5が比較対象だからであって、Netbookに比べると明らかに小さくて軽い。価格も5万9800円からと手ごろなので、Viliv S5と同様、小型軽量PCに目がないユーザーの物欲を強く刺激するだろう。
今後PC USERでは、パフォーマンスやバッテリー駆動時間の評価も含めたレビューを行う予定だ。
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