本イベントで発表されたePrint対応プリンタは4モデルあり、すべて「e-All-in-One」ブランドで販売される。いずれもPCレスでWeb接続が可能で、ボディカラーは黒基調、アクセントとしてブラウンを取り入れているのが共通の特徴だ。
タッチ操作には対応せず、Print Appsも一部しか利用できないが、99米ドルと最も安価なのが「HP Photosmart e-All-in-One」で、2010年7月に先行販売される見込み。搭載する液晶ディスプレイは2.4型で、無線LAN機能も装備する。「HP Photosmart Premium e-All-in-One」は、4.3型タッチパネルを搭載し、自動両面印刷機能も備えている。タッチパネルを3.5型に小型化したのが「HP Photosmart Plus e-All-in-One」で、どちらも2010年10月に発売予定だ。価格は前者が199米ドル、後者が149米ドルで発売される。さらにADFを装備し、プリント/スキャン/コピー/FAX送信が行える「HP Photosmart Premium Fax e-All-in-One」も、2010年9月に299米ドルで投入される。
今回の発表は、すでに2010年6月7日に米国で発表されたものであり、上記のモデルはいずれも日本での発売および投入時期が未定となっている。ただし、プレスリリースでは「アジア太平洋地域向けの独自コンテンツを日本と韓国、オーストラリで開発中であり、パートナーを通じて提供する予定」とあるので、Print Apps対応モデルが投入されるのは間違いなさそうだ。
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