13.3型ディスプレイを搭載した標準的なUltrabookより、ひとまわりフットプリントが小さい点もメリットだ。ファミレスや喫茶店ではこのサイズ感はけっこう効く。また、いい意味で存在感がなく、さりげない感じで周囲に溶け込む。自慢したい人には物足りないかもしれないのは事実である(笑)ひととおりのセットアップが終わった。ファミリーレストランへ行こう。
本体が軽く薄いので、そもそも荷物が軽くなり、バッグからも紙のノートであるかのようにすっとスマートに取り出せるのにニンマリする。ああ軽いっていいなぁ。
通常作業時の電源プランは、より長時間動作が期待できるECOモードで十分だ。このモードであれば、ボディやキーボード面の発熱はほぼなく、左側面の排熱口からほんのりあたたかさを感じる程度で運用できる。また、13.3型サイズながらフットプリントが比較的小さいので、狭いファミレスの席でも意外と扱いやすい。ファミレスとの相性はばっちりだ。
一方、普段はフルサイズのキーボードを使っていることもあり、キーボードについては18ミリのキーピッチ含めて大きさには多少の慣れは必要と感じる。特にカーソルキーやファンクションキー(F9あたり)をたびたびミスタイプしてしまうが……とはいえ配列そのものは素直なので、すぐに慣れると信じている。
というわけで、次回からは実際にいろいろな場所へ持ち出し、バッテリーや通信手段を含めて、いろいろ考えていきたい。
(続く)
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