ということで、Windows 10における当面の目標はRS1となる可能性が高い。比較的小粒だったTH2に比べると、RS1ではアプリ開発における変更点も大きくなるとみられ、この辺りの情報提供が始まるのが2016年春頃になると推察される。
現時点でまだ2016年のMicrosoft開発者会議「Build 2016」は日程が発表されていないが、このタイミングで発表がないということは、2016年3〜4月くらいにBuildが開催される可能性は低いだろう(当初は3月末とうわさされていた)。恐らくは、RS1の提供タイミングとみられる6〜7月前後、もしくはIgniteイベントが開催される9月直前の8月辺りと考えられる。
2016年7月にはWindows 7/8.1ユーザーに提供されている「Windows 10への1年間の無償アップグレード期間」が終了することもあり、ここではWindows 10の普及状況を踏まえつつ、次なる盛り上げ策や2016年後半以降のマイルストーンについて、何らかの発表が行われることになるだろう。
米Microsoftの開発者会議「Build 2015」は、4月29日(米国時間)に米カリフォルニア州サンフランシスコ市内で開催された。同イベントに合わせて、Windows 10 Insider Previewの最新版(Build 10074)が公開されており、Build 2016でも同様の展開が期待できそうだ
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