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» 2020年12月16日 12時00分 公開

早くも「OneMix 4」の情報が飛び出したTiger Lake搭載の超小型PC「OneGx1 Pro」発表会 (1/2)

超小型のゲーミングPCで話題を集めた「OneGx1」に、ついにTiger Lake搭載の上位モデル「OneGX1 Pro」が加わった。1月31日の発売に先駆けて開かれた、製品発表会の模様をお届けする。

[佐倉瑞歩,ITmedia]

 数々の超小型PCを手がける中国One-Netbook Technology製品の国内販売を手がけるテックワンは12月15日、都内の会場で発表会を開催。事前に予告していた第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)搭載の7型ゲーミングPC「OneGX1 Pro」を2021年1月31日から販売し、5G対応モデルは2月下旬に投入すると明らかにした。

 価格は512GB SSDを採用したモデルが税別16万8000円〜で、2021年1月11日までに先行予約をすると15%オフの同14万2800円で購入可能だ。ストレージは512GBと1TBの2モデルが用意され、4G対応モデルもある。

OneGx1 Pro 今回発売される7型液晶ディスプレイ(1920×1200ピクセル)搭載のゲーミングPC「OneGx1 Pro」。ボディー側面に専用のコントローラー(別売)を装着できる他、タッチ操作や別売のタッチペンも利用可能だ。光学式のポインティングデバイスを備える

約623gの小型ボディーに第11世代Coreプロセッサを搭載

 発表会の冒頭で、One-Netbook Technologyの社長であるジャック・ワン氏からのビデオメッセージが流された。新モデルのOneGx1 Proについては「第11世代のCore i7-1160G7を搭載するために開発に1年間かかったものの、Intelからのバックアップもあってさまざまな難関を突破して発表できた」と語った。「超小型ゲーミングPCに最適なCore i7-1160G7で、ミニデバイスでありながら大型の商用ゲームもプレイできる」と語った。

 ボディーサイズは約173(幅)×136(奥行き)×21(厚さ)mmで、バッテリー容量は1万2000mAhとなる。

OneGx1 Pro ビデオメッセージに登場したOne-Netbook Technology社長 のジャック・ワン氏

 続いて、テックワンの代表取締役である中林秀仁氏が登壇。One-Netbook Technologyとのビジネスに係わって1年以上たつとし、「ジャック氏とも話をしているが、ここ半年くらいでグレードの高い部品メーカーとの取引に移っており、品質がものすごく高くなっている」という。One-Netbook Technologyは高い品質の製品を生み出せるプロダクト力と、Intelとの強力なコネクション、高い自社開発能力と相まって、総合的な高品質さへと高めることができたと自信を示した。

OneGx1 Pro 日本国内での代理店契約を結び、“国内正規品”を届けるテックワンの中林秀仁代表取締役

 また「One-Netbook A1」をリリースした後、日本語キーボードの品質が高いというツイッターが流れたことに対して、中林氏はとてもうれしかったと語りながら「日本語配列についてはOne-Netbookにしっかりとフィードバックしており、その結果として評価されたことは、ものすごくうれしい。こうしたことを1つずつ積み上げることで、日本で求められる要求水準が高いものに仕上げていく」と強調した。

独自のチューニングを施してハイパフォーマンスを達成

 続いてOneGx1 Proについては、2019年11月にTiger Lakeを搭載するとジャック社長から聞いたという。「ジャック社長は市場に一番に出すと言っていたが、コロナ禍やIntelの生産体制などの影響で、それは間に合わなかった」と語る。

 OneGx1 Proに採用されたCore i7-1160G7は、最大4.4GHzで動作する4コア8スレッドのCPUで、PCメーカーの搭載方法によってバッテリーの稼働時間が変わるが、「OneGx1 ProはTDPを15Wから20Wまで拡張することに成功した。ハイパフォーマンスなゲームをある程度の時間プレイしても、モバイルで使えることを目指した。それが大きな違いだ」(中林氏)。

 搭載するGPUはCPU内蔵のIris Xe Graphicsを利用する。「このGPUはフルHDで60fpsを実現できる他、16GBのメモリもOneGx1のLPDDR3からLPDDR4で高速化している。これが最大の特徴で、ハイパフォーマンスを実現した」と中林氏はアピール。人気のバトルロイヤルゲーム「フォートナイト」のデモムービーも紹介されたが、シーンによっては120fpsも出るそうだ。

OneGx1 Pro 第11世代Coreと新世代GPU(Tiger Lake)の採用をアピール
OneGx1 Pro フォートナイトのデモプレイ画面
OneGx1 Pro 超小型PCながら、高いfpsを実現

 さらに新CPUを搭載したことでインタフェースも強化。最新のUSB4.0に対応したUSB Type-Cポートを2基備え、外部ディスプレイにつないで大画面でも楽しめる。また外付けのGPUボックスにも対応するので、外部グラフィックスカードを利用してさらなるパフォーマンスアップも図れる。

OneGx1 Pro 2基のUSB4.0端子を備えるなどインタフェースも強化された

 ネットワークの部分では、最新のWi-Fi 6に対応しただけでなく、新たに5Gにも対応。5Gと4G対応のLTE版も発売され、5Gについては2021年2月下旬に登場する予定だ。

 OneGx1 Proについて、ジャック社長がこだわっているのはラグジュアリーなデザインだという。CNC加工のアルミ削り出しボディーには、マグネシウムとシリコンを添加したアルミ合金である「アルミニウム6000系」を採用。指紋防止加工も施されているなど、見た目にもこだわったボディーに仕上がっている。

 7型というサイズでは冷却性能が重要となるが、従来モデルのOneGx1でも採用されている冷却システム(サイズが異なる2つの冷却ファンを採用)を備える。以前からTiger Lakeも想定した設計となっているので「よく冷える」(中林氏)とのことだ。

OneGx1 Pro 製品名に「Pro」が付くだけに、ボディーの質感もこだわったという
OneGx1 Pro 4色のRGB LED対応の日本語キーボードを採用する
OneGx1 Pro インテリジェント冷却システムを内蔵する
OneGx1 Pro USB Power Delivery対応で急速充電もサポート

 OneGx1 Proは既に予約が始まっており、先着500人には専用ゲームコントローラーとキャリーケースがプレゼントされる。なお、この特典は公式ストア以外で購入した場合は適用されないので注意したい。

OneGx1 Pro 先行予約を受け付け中。15%オフに加え、公式ストアでは先着500人には特典が用意される

 続いて、OneGx1 Proを細かく見ていこう。

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