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» 2010年11月30日 22時26分 UPDATE

写真で解説する「Optimus chat L-04C」 (1/2)

「Optimus chat L-04C」は、ドコモのAndroid端末ではエントリーに位置付けられ、Felicaやワンセグといった国内向け固有の機能を持たないグローバル仕様となっている。ハードウェアではスライド式QWERTYキーボードが大きな特徴だ。

[坪山博貴,ITmedia]

 NTTドコモのLGエレクトロニクス製「Optimus chat L-04C」は、QWERTYキーボードを搭載したAndroidスマートフォン。OSにはAndroid 2.2を採用している。ボディは幅58.1ミリ、高さ116ミリで、フルタッチ型のスマートフォンとしてはコンパクト。ただしスライド式QWERTYキーボードを備えているため、厚さは15.3ミリあり、重さも148.5グラムと決して“薄型軽量”とはいえない。ただ、ボディの幅は狭いので、片手でも操作しやすい。

photophoto 筐体は四隅が丸みを帯びており、小型ボディと相まって持ちやすい。画面下部に3つのタッチセンサー、その下にハードキーとして発話、終話、ホームボタンを備えるをちょっと珍しいレイアウト。終話ボタンが電源ボタンを兼ねる点は国内端末に似ている

 ディスプレイは3.2インチのハーフVGA(320×480ピクセル)TFT液晶を備えており、解像度はiPhone3G/3GSと同じ。3.2インチという画面サイズなので解像度とのバランスは決して悪くない。FOMAハイスピードとGSMに対応し、FOMAハイスピードは受信最大7.2Mbps、送信最大2.0Mbpsに対応。無線LAN、Bluetooth(V2.1+EDR)、GPSモジュールも内蔵している。

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photophoto 左側面にカバー付きで充電も兼ねるMicro USBコネクタ、右側面に上下キー、上面に丸型のミニステレオジャックを備える。極めてシンプルだ
photophoto 背面上部中央に有効画素数320万画素のCMOSカメラを備える。発売時には変更される可能性もあるが、背面には「Optimus chat」のロゴがあるのみ(写真=左)。Micro USBコネクタ部のカバーは一軸で水平なまま回転するので、ケーブルを抜き差しするときに邪魔になることはなさそうだ(写真=右)
photo バッテリーカバーは側面部からほぼ全体が外れるタイプ。microSDはバッテリーを外さなくても着脱可能だ。バッテリー容量は1350mAh

 ハードウェアの特徴はスライド式のQWERTYキーボード。筐体サイズの3分の2ほどの面積を持ち、両手親指打ちが基本になる。ホームキーなどの前面にある独立キーも備えており、QWERTYキー部だけで操作が完結する。なお、[Alt]キーや[Ctrl]キーもないので、発表会の説明員によると、「Ctrl+C(コピー)」「Ctrl+V(ペースト)」などのショートカット操作はできないとのこと。

photophoto QWERTYキー使用時は左側面を下にしてキーボード部を引き出す。5段配列で数字キーも独立しており、キートップに刻印された記号は[Fn]キーを併用して入力できる。文字切替キーも独立している
photophoto 同じくQWERTYキーを持つauの「IS02」と比較。キートップのサイズはほぼ同等だが、L-04Cはキートップ間の隙間がほとんどない。ただしキーが盛り上がっているので操作性は悪くない(写真=左)。ホーム、バック、メニューキーなどもQWERTYキー側に装備。右端にはサーチキーもある。マナーモードのオン/オフにも専用キーが割り当てられているのも便利そうだ(写真=右)

 CPU、メモリ、内蔵ストレージ容量などはドコモからは公式に発表されていないが、FLASH 10.1には非対応で、CPUは発表会場で説明員に確認した限りは最大600MHz動作のQualcomm MSM7227。内蔵ストレージは展示機で空き容量が600Mバイトを超えていたので、768Mバイトの可能性が高い。microSDは32Gバイト(microSDHC)まで対応する。

photophoto Android OSのバージョンは2.2、カーネルバージョンは2.6.32.9と表示されていた。海外端末に多い有償の動画配信サービスDivX VOD(Video On Demando)もサポートされているようだ。展示機では内蔵ストレージの空き容量が613Mバイトと表示されていた

 ソフトウェアは、従来のドコモケータイのメニュー構成が反映された「ドコモメニュー」が特徴的。今後の新モデルにも搭載されていくと思われるが、現在搭載が予定されているのはL-04Cのみだ。iモード端末でもおなじみの機能アイコンが配されているほか、オリジナルのタスク管理機能も用意している。音声通話で利用する画面も至ってシンプルだ。

photophotophotophoto ホーム画面用には、シンプルなデザインで分かりやすい独自ウィジェットが並ぶ。操作性は標準的なAndroid端末に近い
photophoto アイコンが並べられたメニュー画面はiモード端末と似ており、見やすくカテゴリ分けされている。タスク管理もシンプルで使いやすい。もちろんAndroid標準のタスクスイッチも利用できる
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photophotophoto カテゴライズされた機能はフォルダのような階層分けでなく、1画面内でグルーピングされており、グループごとに一覧表示をオン/オフにできる。メニューからグループを選択すると一覧表示がオンになった状態で現れる。項目はすべて1階層にあるので、選んだカテゴリに目当ての機能がなくても、階層を移動せずに機能を探せる
photophoto ホーム画面は9画面まで拡張できる(写真=左)。「ドコモメニュー」とLGオリジナルのホーム画面は切り替えることも可能だ(写真=右)
photophotophoto ダイヤルキーは大きく配置。音声通話については大きな特徴はないが、これといって難を感じることもなさそうだ
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