バルセロナで開催されているMobile World Congress 2013のSamsung電子のブースでは、2月24日に発表されたばかりの「GALAXY Note 8.0」が多数展示され、多くの来場者がタッチ&トライコーナーに訪れていた。
GALAXY Note 8.0は、8インチのワイドXGA(1280×800ピクセル、189ppi)TFT液晶を搭載し、通話もできるNoteカテゴリーの端末。ワコムの技術を使った多機能なSペンを内蔵し、手書き入力のほか、各種操作を行えるのはGALAXY Note IIと同様だ。
8インチディスプレイを搭載しているので、持ったときの印象はタブレットそのもの。通話機能に対応しているが、このサイズでの通話は抵抗があるかもしれない。スマートフォンで通話する際、通常の持ち方では本体サイドを親指とほかの指でつかむことになるが、GALAXY Note 8.0をさっとつかむのはかなり難しいと感じた。
多くの機能がGALAXY Note IIから引き継がれている。Sペンを抜いたときにメモアプリが自動で起動したり、ペンを近づけるだけでスケジュールやフォルダ内の写真などを確認できる「Air View」機能にも対応。さらに、GALAXY Note 8.0では、ディスプレイ下部の戻るキーやメニューキーを、Sペンからもタッチして操作できるようになった。
GALAXY Note 8.0が日本で発売されるかどうかを説明員に確認したところ、「まだ決まっていない」とのこと。
ブースではGALAXY Note 8.0と同日に発表された「HomeSync」や、法人向けのソリューションやサービスも紹介されていた。HomeSyncは、家庭内クラウドを実現するメディアハブで、さまざまな端末でコンテンツの共有やストリーミングなどが可能になる。また、テレビから流れる音を認識してモバイル端末のディスプレイにコンテンツを表示させる「2nd Screen Ads」のデモなども行われていた。
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