通勤・通学時や帰宅したらスマホでゲームを楽しんでいるという人も多いですよね。しかし、そこで気になるのがデータ通信量。果たして人気のゲームアプリはどのくらいのデータ量をやりとりしているのでしょうか?
以前、「格安SIMを使って、LINEで何分話せる??」と、通話サービスのデータ通信量をチェックしてみましたが、今回、「ゲームアプリはいったいどのくらいデータをやりとりしているのか?」を検証してみました。
検証に使用したのは、パズルゲームから「パズル&ドラゴンズ」と「LINE:ディズニー ツムツム」、王道RPGから「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」、そしてMMO RPG※から「エレメンタルナイツ オンライン」の4タイトルのiPhone版。
10分間遊んでデータ転送量をチェックするという作業を3回繰り返して、平均値を求めています。
なお、アプリのダウンロード・更新などは事前に済ませた状態です。
プレーヤー人口が多く、人気のパズドラですが、そのデータ量の低さも圧倒的。まさかこれだけしか通信していないなんて驚きです。
ドラゴンクエストモンスターズ(DQMSL)は、転送量に波があります。未読メールを沢山確認したり、イベント情報をチェックしたりといった操作になると、かなり転送量が上がるようでした。単純にダンジョンに潜るレベリングを繰り返している間の転送量は控えめでパズドラと同程度になっています。
MMO RPGであるエレメンタルナイツは、全体的に転送量が多め。リアルタイムでモンスターの位置座標を表示し、さらに他のプレーヤーの動きや会話などのデータを転送しているため、やむなしというところでしょうか。エリア移動が多かったり人口密度が多かったりすると転送量はどうしても上がってしまうようです。
この結果から、格安SIMで人気なプランとして高速通信1GB/月(IIJmio高速モバイル/Dサービス ミニマムスタートプラン)、50MB/日(OCN モバイル ONE 50MB/日コース)でどのくらいプレイできるのか? を計算してみました。
ゲーム三昧の日々を送っていても問題なし!という結果に。
「ゲームは1日1時間」を順守した場合、もっとも転送量の多いエレメンタルナイツでもデータ転送量は7MB弱。50MB/日の制限に到達するためには7時間、1GB制限に到達するには149時間ひたすら遊ばなければなりません。
ただし、これはあくまでも基本的なゲームプレイ中のデータ通信量の値となり、アプリのダウンロードやデータ更新などの通信量は含まれていません。アプリによっては初回起動時、データ更新時に数100MB単位で追加データをダウンロードする場合もある点にご注意ください。
更新は自宅のWi-FiやWi-Fiスポットで済ませておきましょう。
補足として、テザリングし、PCでオンラインゲームをした場合はどうでしょう?
Windows版「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」では「魔法の迷宮」1周15分程度のプレイでデータ転送量は約2.5MBほどでした。
PC用ゲームとしては転送量がかなり控えめで、これならば格安SIMのテザリングでも十分に遊べるのではないでしょうか。
「艦隊これくしょん〜艦これ〜」では、演習・遠征張替えという一般的な提督業務を遂行しました。こちらも約15分ほどのプレイでしたが、転送量はなんと73.9MB。ブラウザゲームはそのデータを一気に読み込むため、転送量はかなり多め。これは注意が必要です!
(注:今回の調査はあくまでも独自に調査した一例となります。アプリのバージョン、利用日時、端末によっては多少の差が出るかもしれません。また、通信状況等によっても違いが出ます。)
【参考】
パズル&ドラゴンズ
LINE:ディズニー ツムツム
ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト
エレメンタルナイツ オンライン
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