Windows Phone IS12T発売、「全力で巻き返しを図りたい」――MS樋口氏:秋葉原と有楽町で発売記念セレモニー(1/2 ページ)

» 2011年08月25日 15時23分 公開
[田中聡,ITmedia]

 世界初の「Windows Phone 7.5」を搭載したスマートフォン「Windows Phone IS12T」が、8月25日にKDDIから発売された。日本マイクロソフトはIS12Tの発売記念セレモニーを、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaとビックカメラ有楽町店で実施し、あらためてWindows PhoneとIS12Tの魅力をアピールした。

スマートフォン市場を活性化させたい

photophoto ヨドバシカメラマルチメディアAkibaの松井氏(写真=左)と日本マイクロソフトの樋口氏(写真=右)

 ヨドバシカメラマルチメディアAkiba店長の松井昭二郎氏は「待ちに待ったWindows Phoneが発売された。我々社員はMicrosoftさんのセールストレーニングを事前に受け、お客さんの用途によって十分説明できるよう準備している。台数も十分準備しているので、ぜひ利用してほしい」と意気込みを話した。

 日本マイクロソフト 代表執行役社長の樋口泰行氏は、「やっとこの日を迎えることができ、天気は曇っているけども晴れやかな清々しい気持ちでいっぱい」と明るく挨拶。「Windows Phone 7.5は、世界で初めて日本が先駆けて発売でき、日本のMicrosoftとしても非常にうれしい。いろいろな方から『たいへん出来のいいスマートフォンですね』という感想をいただいている。とにかくサクサク動くし、MicrosoftなのでもちろんWord、Excel、PowerPointといったOffice製品も標準ですべて入っている」と完成度の高さをアピールした。「これまでの概念をまったく変えるような新しいコンセプトを掲げ、『これからのスマートフォンがどうあるべきか』ということから作り替えた。非常に画期的な製品なので、社員一同エキサイトしている。1人でも多くの方に使っていただき、スマートフォン市場を活性化できるよう貢献していきたい」

 最後には「Windows Phone! Windows Phone! Windows Phone! ぜひよろしくお願いします」と力強く締め括った(ビックカメラ有楽町店でも同じ)。

photophoto KDDIの牧氏(写真=左)と富士通東芝モバイルコミュニケーションズの大谷氏(写真=右)

 KDDI 執行役員 商品統括本部長 牧俊夫氏は「日本のメーカー、日本の通信会社から、米国のOSであるWindows Phone 7.5を出すことができたのは、非常にうれしく思っている。この商品は、『スマートフォンはちょっと難しいな』と思っている方にぜひ触っていただきたい。本当に使いやすくできている」と、スマートフォン初心者にも使いやすいことを強調した。

 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ 代表取締役社長の大谷信雄氏は、「2010年10月に富士通東芝モバイルコミュニケーションズが設立されたが、その前からすでにWindows Phone 7.5の企画、開発を始めていた」と明かした。「IS12Tは、富士通と東芝が統合して力を合わせた最初の商品。防水、画像処理や音声処理の技術も盛り込んでいる。Androidもあるが、スマートフォンの中で信頼性も高く、安心して使えるという意味で、Windows Phoneにはすごく期待している。Microsoftさんが会社をかけてスマートフォンOSを開発された。その第1号機を富士通と東芝の技術陣が力を合わせて作った自信作だ」と胸を張った。

 イベントのゲストとして、タレントの片瀬那奈さんも登場。「(IS12Tは)インターネットもカメラもすごく使いやすい。デザインも好きで、このピンク(マゼンタ)はジャケ買いしたくなる」と感想を話した。

photophoto 片瀬那奈さん
photophoto テープカットが行われた

年配も方も含めて幅広いユーザーに使ってほしい

photophoto ビックカメラ有楽町店の荒井氏(写真=左)と樋口氏(写真=右)

 ビックカメラ有楽町店でも同様のイベントが実施され、店長の荒井文司氏は「スマートフォンではニーズが多様化しているので、新OSが発売されることで、多数のお客様のニーズに応えられると期待している。本日は閉店22時までタッチ&トライのイベントを開催している。店内にも多数のデモ機を用意しているので、お客様にもその良さを実感してからお求めいただきたい。日本一の販売台数を獲得すべく頑張っていきたい」と意気込みを話した。

 樋口氏は「Windows Phone 7.5は世界での初めて日本で投入することになった。これまでのWindows Mobileの流れを見直して、スマートフォンとはどうあるべきかを考えた。追いかける立場ではあるが、たいへん素晴らしい出来のOSを出せたと思っている。インタフェースも簡便で分かりやすい。ソーシャルメディアがシームレスに連携し、友達リストも統合される。(スタート画面には)アプリケーションのアイコンが並んでいるのではなく、いつも使いたい機能を正面に置いて、自分なりのメニューを用意できる。Word、Excel、PowerPointといったOffice製品も入っているので、仕事にもエンタメにも活用できる。社を上げて全力で巻き返しを図りたい」と力強く語った。

photophoto 牧氏(写真=左)と大谷氏(写真=右)

 牧氏は「米国で実施された、スマートフォンのOS顧客満足度の調査によると、Windows Phone 7が2位だった。その7の中身をすべて見直して完成したのが7.5なので、相当使い勝手が向上している。年配の方を含めて、もっと幅広いお客様に使っていただきたい」と期待を寄せた。

 大谷氏はヨドバシカメラマルチメディアAkibaでも話したIS12T開発の経緯に加えて、Windows Phoneに対するこだわりにも触れた。「東芝と富士通は日本のPCメーカーでもあるので、Windowsについては長い歴史を持ってMicrosoftさんとお付き合いしている。そういう中で、Windows Phone 7.5を世界で初めて出せるというのは、富士通東芝にとってもたいへん名誉なこと。Androidの世界もあるが、安定していて安心して使えるWindows Phoneの新しいスマートフォンの世界も広げたいと思っている」

 ゲストの片瀬さんは「Windows Phoneの噂は聞いていたけど、こんなに早く出るとは思わなかったのでビックリしている」と驚きを口にした。

photophotophoto 片瀬那奈さん
photophoto こちらではくす玉開きが行われた

メトロUIとPeopleハブをアピール

 ヨドバシカメラマルチメディアAkibaとビックカメラ有楽町店で実施された樋口氏と片瀬さんとのトークセッションで、樋口氏があらためてWindows Phoneの特徴を説明。他のスマートフォンとの違いについて同氏は「UI(ユーザーインタフェース)が非常に分かりやすい」ことを挙げた。Windows Phone 7以降のインタフェースは「メトロUI」と呼ばれ、大きなタイル状のアイコンがスタート画面に並ぶ。これは女性にも人気があるという。「爪を伸ばしている人だと小さいアイコンは押しにくいが、このスタート画面だと簡単に押せるので、インタフェースも好評だ」と同氏は手応えを口にする。

 SNSやメールなど人を中心に統合できる「Peopleハブ」もWindows Phoneならではの機能だ。「これまで、SNSを利用するには各アプリを立ち上げているのが基本だが、Windows Phoneはシームレスに統合されるので、FacebookやTwitterなども一括で見られる。コンテンツよりも相手を先に選んでコミュニケーションするという、人を中心としたインタフェースになっている。アプリごとの連絡先もすべて統合できる」と特徴を説明した。

photophoto 樋口氏と片瀬さんのトークセッション
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月09日 更新
  1. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  2. 楽天モバイルの「ローミング継続」条件は本当に「エリア外」だけ? 2社のマップから見えた“食い違い” (2026年10月08日)
  3. 新コード決済「teppay」はどこで使える?  エキナカ施設からコンビニ、ファミレス、ECまで一挙案内 (2026年10月07日)
  4. フリービット創業者の石田宏樹CEOが辞任 子会社の株式取得で「利益相反」などの指摘を受け (2026年10月07日)
  5. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  6. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  7. ファミマのゆうちょATM約5400台が営業終了へ  2027年1月から順次 (2026年10月07日)
  8. Boseが有線イヤフォン市場に再参入 ノイキャン搭載で約1.7万円の「Bose Noise Cancelling Wired Earbuds」 (2026年10月08日)
  9. Xperia純正充電器がソニーストアから消える 今後は「出力30W以上のUSB Power Deliveryに対応した充電器の使用を」 (2026年10月07日)
  10. 新品高騰で中古スマホが利用増、人気は「iPhone 13」や「SE」 Belongの利用実態調査 (2026年02月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー