Xperia PLAYのROMは1Gバイト、実際に利用できる内蔵メモリは約400Mバイトでやや少ないが、16GバイトのmicroSDHCが同梱される。ゲームを外部メモリに移行できるかはアプリによって異なる。Xperia PLAY向けゲームはアプリを起動するためのショートカットが内蔵メモリ、ゲームのデータがmicroSDに保存され(本体にしか保存できないゲームもある)、本体に保存されるデータは「数100Kバイト程度」(ソニー・エリクソンの説明員)だという。また、Android端末でプレイステーション用ゲームをプレイできる「PlayStation Suite」のSDKが開発者向けに公開されており、さらなるゲームの増加も期待される。
バッテリー容量はこれまでのXperiaシリーズと同程度の1500mAhで、初代Xperia(Xperia SO-01B)と同じバッテリー「BST-41」が使われている。気になるのが「ゲームの連続プレイ時間」だろう。説明員に聞いたところ、「満充電からプレイして1時間程度で残量がゼロになるようなことはない」とのことで、数時間は充電せずにプレイできそうだ。ただし、プレイを中断したままのゲームが多いと、当然その分消費電力も増す。Xperia PLAYにはタスク管理機能をプリセットしておらず、ゲームを終了させるには戻るキーから「終了」操作をする必要がある。プレイ中にホームキーを押すとホーム画面に戻るが、ゲームは終了していないので注意したい。起動中のゲームはステータスバーで確認できる。
Xperia PLAYのOSはAndroid 2.3.4で、Android 2.3.3のXperia arc/acro/rayと比べて細かなバージョンアップが図られている。確認した限りでは、ホーム画面に設置したフォルダの中にあるアプリが、フォルダ上から4分の1サイズで表示される。さらに、端末単体でスクリーンショットを撮る機能も追加された。電源キーの長押しで出るメニューの中に「スクリーンショットを撮る」が追加されているので、これを選ぶと撮影される。1ステップで撮影できないのが少し不便だが、メモとして使えるのでありがたい。
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