IS12Fはホームアプリとして、Androidの純正ホームとKDDI端末用の「au HOME」、そして富士通独自の「NX!comfort UI」を搭載している。NX!comfort UIではロック画面から登録したアプリを直接起動できたり、ホームにアプリフォルダを作成できたりと、使いやすさが向上しているのが特徴だ。また特定のアプリを隠して起動できなくするシークレット機能なども備えている。
プロセッサには、米Qualcomm製のSnapdragon「MSM8655」(1.4GHz)を搭載した。タッチパネルディスプレイは富士通が独自に開発した「サクサクタッチパネル」により、ストレスのない高速なタッチ操作が可能だという。また、富士通の携帯電話でおなじみの、快適な音声通話をサポートする「スーパーはっきりボイス3」も搭載した。ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイ、グローバルパスポート(CDMA+GSM)も利用できる。


iOSのようにホーム画面上のアプリアイコンを重ねるとフォルダが作成できる(写真=左)。フォントは2種類プリセット。さらに、自分の手書き文字からオリジナルフォントを作って利用することも(写真=中央)。壁紙などの設定は“シーン”として保存できる

アプリケーションシークレット機能は、アプリ一覧やホーム画面から特定のアプリを隠すことができる機能。隠しても設定メニュー内の“アプリケーションの管理”には残るが、起動させることはできなくなる(写真=左)。それとは別に、アプリごとに起動用のパスワードを設定できる「DataDefender」もプリセットしている(写真=中央)。パスワードマネージャーは、SNSなどWeb上のパスワードを管理するアプリ(写真=右)
アプリのタスクマネージャは、起動中のアプリを表示し終了するだけのシンプルなもの(写真=左)。ワンセグの視聴アプリは、なめらかモードやTwitter連携などがあって、比較的多機能。録画機能は確認できなかった(写真=右)

スペック上のRAMは512Mバイト。デモ機では321Mバイトを認識していた(写真=左)。内部ストレージはスペック上で1Gバイト、ユーザー向けデータフォルダは245Mバイト。デモ機ではシステムメモリとして325Mバイトを認識し、191Mバイトの空きがあった(写真=中央、右)。
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