マップなどの位置情報サービスに用いるGPSは、常に自分の居場所を探そうとするのでバッテリー消費の原因になりやすい。こちらも必要なシーンでのみ使うようにしたい。
iPhoneの場合、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」の順にタップし、サービスをオフにする。ただ、どうしても現在地情報を使いたいアプリがある場合は、アプリごとにオン/オフの設定をしておくといいだろう。
Androidの場合、「設定」→「位置情報サービス」で、GPSのオン/オフ切り替えが可能。これも通知パネルから設定できるので、必要に応じて利用しよう。
ここ最近のAndroid端末には、バッテリーの消費電力を抑えるためのアプリや機能が搭載されていることが多い。SH-02Eには「エコ技設定」というものがあり、バッテリーの消費に関する項目をまとめて省エネ設定できる。「標準」「技あり」「お助け」という3つのモードがあり、普段は標準のままで、ちょっと抑えたければ技あり、緊急時にはお助けといった具合に使い分けるといいだろう。
また、そういった機能がないスマホの場合も、同様の機能を持つアプリをダウンロードすればいい。スマホ初心者でも気軽に使えそうなのが「節電♪長持ちバッテリー」(無料)というアプリ。iPhone向けにも「バッテリー by だーぱん」というタイトルで無料配信されており、基本的な節電の設定方法を分かりやすく教えてくれる。また、あと何分使えるかが分かるだけなく、使っていないアプリのアンインストールなどにも対応している。
もう少し高機能なものがいいAndroidユーザーには、「Du節電」(無料)というアプリがオススメ。ワンタップで省電設定を行えるのはもちろん、ネット接続をオフにして、通話とSMSのみを利用できる設定にすばやく切り替えられるなど、節電アプリとしてはかなり高機能な部類に入るだろう。
スマホのメールアプリは一定の間隔で最新メールを自動で取得してくれるので、いちいち自分でチェックする手間が省ける。しかし、この自動更新する間隔が短いほど、バッテリーも消費しやすい。
iPhoneでは「設定」→「メール/連絡先/カレンダー」→「データの取得方法」で、「プッシュ」をオフにし、さらに「フェッチ」を「手動」に設定しよう。
AndroidでGmailの同期をオフにするには、「設定」→「アカウントと同期」→アカウントを選択し、「Gmailを同期」のチェックを外す。また、ほかの項目に関しても常に同期しておく必要性がないのなら、アカウント自体の同期をオフにしておくのもアリ。
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