このおじさん、要らないと思ったら再ピント――篠山紀信氏もべた褒めする「honor6 plus」のカメラ機能

» 2015年06月10日 20時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 フュージョン・コミュニケーションズは6月10日、同社のMVNO通信サービス「楽天モバイル」において、Huawei製のAndroidスマートフォン「honor6 Plus」とSIMカードとのセット販売を開始した。一括販売価格は4万5800円(税別)で、端末単品での販売は行わない。楽天カードの会員は、無金利で24回の分割払い(割賦)購入も可能となっている。

 販売開始を受け、フュージョンは都内で発売記念イベントを開催した。イベントには、プロ写真家の篠山紀信氏と、タレントの河北麻友子さんがゲストとして招かれ、honor6 Plusの特徴の1つであるカメラ機能に関するトークセッションが行われた。

photophoto 篠山紀信氏(写真=左)と河北麻友子さん(写真=右)がゲスト出演

 昨今のスマホのカメラの進歩について、「はっきり言ってあきれるほど」であるとした篠山氏。写真が発明されてから180年の進歩の中で、デジタルカメラの登場が一番大きな変化とした上で、「今は、(デジカメが)スマホになって、ポケットからふっと出して、空気のように写真が撮れる時代。これはすごいこと」と絶賛した。

 自身もInstagramに写真を投稿しているという河北さんは、honor6 Plusで夜景がきれいに撮れる「スーパーナイトモード」について、「すごいですね。明かりの反射とか色合いとか、はっきりと出て、すごくきれいに撮れる。デジカメで撮ったみたい」と驚きを隠さなかった。また、逆光下でもきれいに撮影できる「HDR撮影機能」については、「普通に撮ると、うしろ(背景)がきれいに写っていると顔が暗かったり、顔がきれいだと背景が暗かったりするんですけど、これ(HDR)を使うときれいですごい」と褒めちぎっていた。

photophoto 河北さんが絶賛するスーパーナイトモード(写真=左)と、HDR撮影(写真=右)

 「たくさん撮って、選んで、すぐに機械(スマホ)で加工できることは、写真の革命だ」とする篠山氏は、honor6 Plusを前もって実際に使って写真撮影をしたという。ダブルレンズを使った「ワイドアパ−チャー撮影」で撮影した、ボケ味がある写真の作例を示した篠山氏は、「普通のカメラで撮ると、こんなにきれいにボケない。ピントがもっと(しっかり)合ってしまう。ふわーっとした、夢の世界の中にいる女性を撮れるのは、この(honor6 Plusの)カメラならでは」と、他のスマホでの作例と比較しながら評価していた。

photo ダブルレンズを使って、一眼レフ並みのボケを生かした表現ができる

 また、篠山氏は、「真ん中のおじさん(篠山氏自身)を消したいと思ったら、ちょちょちょちょっと(再ピント合わせを)やれば、ご覧のとおり(ボケるて見えなくなる)」と、ワイドアパ−チャー撮影の「再ピント合わせ」機能を使った撮影例を示した。若干自虐の混じった説明に、会場からは笑いが起きていた。河北さんも、「人混みや空港で写真を撮影すると、後ろにいる人がカメラ目線になっていることが多いので、こういうふうに(再ピント合わせ)できるのであれば、すごく助かる」と、再ピント合わせを活用する意向を示していた。

photophoto ダブルレンズの恩恵で、撮影後にピント合わせを行うことも可能に。ピントを合わせ直す前の作例(写真=左)と、合わせ直した後の作例(写真=右)を見比べると一目瞭然

 honor6 Plusは、ダブルカメラばかりに注目が集まりがちだが、約800万画素のセンサーと89度の広角レンズを採用したインカメラも見逃せない。篠山氏は、「真ん中のおじさん(篠山氏自身)は、どこの化粧品を使っているのか、ってぐらいにつやつやしてますよね」と冗談を交えながらインカメラの性能の良さを語っていた。

photo より広い角度で、よりきれいに撮影できるインカメラ。女性も、篠山氏もつやつやしている
photophoto 発表会場では、司会の猪井操子さんも含めた3人で自撮りする場面も

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