薄型軽量のボディを採用したThinkPad T400sは、14.1型ラインアップのプレミアモデルとして位置付けられる。その仕様概要については「レノボ、薄型筐体採用の14型ワイド液晶ノート「ThinkPad T400s」」で、従来モデルのThinkPad T400シリーズ、そして、おなじ薄型軽量ボディのThinkPad X300シリーズからブラッシュアップされた技術については「軽く薄く、そして、歴代最高のキーボードを──ThinkPad T400sで実現した究極のトレードオフ」でそれぞれ解説しているが、ここでは、発表会で展示されていた実機の外観と分解サンプルの画像を紹介したい。
後日掲載するThinkPad T400s開発者のインタビューでも触れる予定だが、「14.1型ワイド液晶ディスプレイを搭載したThinkPad X400でなく、携帯性能を向上させた“軽くて薄い”ThinkPad T400シリーズ」がThinkPad T400sのコンセプトだ。そのため、性能を確保するために低電圧タイプではなく通常タイプのCPUを搭載し、本体にはウルトラベイに対応する9ミリ厚のドライブを内蔵している。「これは、ThinkPad Tシリーズとして当然の仕様だ」と開発者も述べているが、それでも、さまざまな最適化を進めることで、ThinkPad X300シリーズとほぼ同じ薄さをThinkPad T400sでは実現している。
性能と軽さと薄さとバッテリー駆動時間という、究極のトレードオフを実現したThinkPad T400sのハードウェアを、外観、内部、そしてデバイスマネージャーでチェックしてみよう。
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