iPadのソフトウェアキーボードは、慣れれば指数本を使って意外に早く入力できるが、タッチパネルなので押下した感触がなく、VAIO Pのハードウェアキーボードのほうが軽快に入力できる。入力する文章が長文になるほど、外付けキーボードの効果は高くなるハズだ。
ちなみに、iPadを横位置にした場合の幅は242.8ミリで、VAIO Pの幅(245ミリ)とほとんど同じになる。思わずiPadをVAIO Pの液晶ディスプレイに立てかけて使いたくなるが、実際にやってみると、iPadの重さでVAIO Pが後方にひっくり返ってしまい無理だった。
VAIO P自体がWindows 7のフル機能を使えるミニノートPCであり、Bluetoothキーボードとしては消費電力が高いことも考えると、わざわざiPadの外付けキーボードとして使うことの実用性には疑問符が付くが、こうした“遊び”は純粋に楽しい。ガジェット好きでVAIO PもiPadも即買いしたというツワモノは、ソニー&アップルによる“夢のコラボ?”を一度は試してみるのもいいだろう。
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