1600×768ドットの8型液晶と588グラムの超小型ボディが特徴の「VAIO P」シリーズ店頭モデルは、OSをWindows VistaからWindows 7に一新し、32ビット版Windows 7 Home Premium搭載の「VGN-P72K/W」とWindows XP Home Edition(SP3)搭載の「VGN-P50/R」「VGN-P50/G」「VGN-P50/W」(継続モデル)の2機種4モデルで展開する。VGN-P72K/Wは2009年10月22日発売、価格は約11万円と予想される。
VGN-P72K/Wの主な仕様は、32ビット版Windows 7 Home Premium、Atom Z520(1.33GHz)、1600×768ドットの8型ウルトラワイド液晶ディスプレイ、64GバイトSSD、ワイヤレスWAN(FOMAハイスピード)、IEEE80211b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v2.1+EDR、GPS、USB 2.0×2、ヘッドフォン、専用I/Oポート(変換アダプタを用い、アナログRGBと有線LANを利用可能)、SDHC対応SDメモリーカード/MMCスロット、メモリースティックPROスロット、有効画素数31万画素のWebカメラなど。ボディサイズは245(幅)×120(奥行き)×19.8(高さ)ミリ/重量約609グラムで、デザインやサイズ、基本仕様に大きな変更はない。
なお、電源オフの状態からWindowsより高速に起動できるLinuxベースのOS動作機能“インスタントモード”に、「メモ機能」が新たに加わった。ブラウザやSkype、画像表示、動画や音楽再生などの一部機能を、クロスメディアバーUIとともに利用できる。
直販のVAIOオーナーメードモデルは、モバイルWiMAXモジュールや256GバイトSSD、ワンセグなども選択できる多彩なカスタマイズメニューは従来と変わらず、選択可能OSをWindows 7に変更。カスタム天板に新色「カーボナイトブラック」と2つの新柄「メッシュ」「モザイク」が加わり、計16通りの天板デザインを選択できるようになった。
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