写真で解説する「HTC Aria」テザリング機能をチェック(2/2 ページ)

» 2010年12月15日 19時10分 公開
[田中聡,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 AriaにはSIMロックがかけられていないが、3Gの周波数は1.7GHzのみ対応となっている(Pocket WiFi Sは2.1GHzにも対応)。NTTドコモも東名阪エリアで1.7GHz帯を使っているが、イー・モバイルとは帯域が異なるため、ドコモのSIMカードをAriaに挿しても通信はできない。GSMは850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHzをサポートしている。無線LANはIEEE802.11b/g、Bluetoothは2.1+EDRに対応している。本体メモリ(ROM)は512Mバイトで、2GバイトのmicroSDが付属する。プロセッサーはMSM7227(600MHz)を採用。バッテリー容量は1200mAh。

 「〜@emnet.ne.jp」のEMnetメールには現時点では対応していないが、2011年2月以降に対応する予定。ソフトウェアアップデートで対応するのか、専用アプリを提供するのか、「詳細は別途案内する」(イー・モバイル広報部)とのこと。なお、Pocket WiFi SのEMnetメール対応についてもAriaと同時期(2011年2月以降)となる見通し。

 Android 2.2対応ながら、AriaではFlash 10.1のコンテンツは閲覧できず、対応しているのはFlash Lite4まで。これは海外版と共通の仕様で、CPU性能などが影響していると思われる。HTC製スマートフォンではおなじみのユーザーインタフェース「HTC Sense」も採用しており、7ページのホーム画面を利用できる。利用シーンごとに複数のホーム画面を使い分けることも可能だ。

photophotophoto 時計のバーを下にスライドさせるとロックが解除される(写真=左)。プリセットされているアプリ(写真=中、右)
photophotophotophoto カレンダー、天気予報、連絡先、写真など多彩なウィジェットを利用できる
photophotophotophoto ミュージックプレーヤーとブックマークのウィジェット(写真=左端、左中)。「Friend Stream」には、あらかじめ登録したTwitterとFacebookの最新情報が表示される(写真=右中)。ホーム画面のサムネイル表示も可能(写真=右端)
photophoto 日本語入力システムには「iWnn」を採用しているが、フリック入力はできない
photophotophoto ブラウザ画面(写真=左)。ダブルタップをすると、読みやすいサイズに拡大される(写真=中)。サブメニュー(写真=右)
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月20日 更新
  1. Thunderboltがあればメイン環境を持ち歩ける? 「ThinkPad P14s Gen 6 AMD」と外付けGPUユニットを試してみた (2025年12月19日)
  2. 徹底解説:iOS 26.2で解禁される「代替ストア・決済・ブラウザ」のメリットと、ユーザーが知っておくべきリスク (2025年12月18日)
  3. 香港と深センのPC向けメモリ/ストレージ価格はどうなっている? 日本の状況と比べてみた (2025年12月19日)
  4. PC版「ホグワーツ・レガシー」の無料配布が間もなく終了 累計販売4000万本突破、“ハリポタ”舞台のオープンワールド・アクションRPG (2025年12月18日)
  5. 「こりゃ買えないわ」の声――ついに30万円突破の128GB DDR5メモリも (2025年12月20日)
  6. 電源内蔵で配線がスッキリする「エレコム スイッチングハブ EHC-G08MN4A-HJB」が17%オフの4980円に (2025年12月18日)
  7. ナカバヤシ、小型トラックボールを内蔵した薄型ワイヤレスキーボード (2025年12月19日)
  8. Steamで2025年最後の安売り「ウインターセール」開催中! 恒例の「Steamアワード」も投票開始 (2025年12月19日)
  9. ついにファッション界へ進出!? 「HHKBユーザーミートアップ Vol.9」濃厚イベントレポート (2025年12月18日)
  10. “空飛ぶ360度カメラ”「Antigravity A1」日本上陸 8K撮影/249g以下、20万9000円から (2025年12月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー