GoogleはIntel Architectureで最適化を進めていく:IDF 2011(4/4 ページ)

» 2011年09月14日 18時30分 公開
[本間文,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

MicrosoftがARMなら、IntelはGoogleと手を結ぶ

 オッテリーニ氏は、IAソリューションをスマートフォンやタブレット市場にも積極展開を図るために、“Medfield”(開発コード名)ベースのAndroid搭載スマートフォンやタブレットデバイスのリファレンスデザインを公開した。さらに、Googleでモバイル事業を担当するアンディ・ルービン上級副社長が基調講演に登場して、AndroidのIA最適化作業を継続して行っていくことをはじめとする、Googleとの協業を発表した。

 オッテリーニ氏は、基調講演後の質疑応答で、MicrosoftがWindows 8でARMをサポートすることで、タブレットデバイスへのIA展開や、Ultrabookの市場展開に影響はないのかという問いに、「最終的には、最高のチップを作った者が勝利する」と答え、同じ土俵でARMとIAを比較すれば、ソフトウェアやユーザー体験の一貫性など、IAnの強みが際立つと強調した。2012年には複数のベンダーからAtomベースのAndroid端末が市場に登場する見込みであることも明らかにされた。

 Intelは、コンピューティング環境の拡大に伴って、同社のアドバンテージである半導体製造技術と、ソフトウェアエコシステムを駆使し、現在苦戦している携帯デバイス市場でもIntelアーキテクチャを浸透させようとしている。さらに、Intelが目指す“連続性を持つコンピューティング体験:Computing Continuum”によって、スマートフォンやタブレットデバイスに押され気味のPCに、新たな存在価値を与える意味合いもありそうだ。

Googleでモバイル事業を担当するアンディ・ルービン上級副社長(写真=左)。GoogleとIntelは、AndroidをAtomなどのIntelアーキテクチャに最適化していくことを明らかにした(写真=中央)。そのハードウェアプラットフォームとして期待される“Medfield”ベースのAndroid導入タブレットデバイスのリファレンスデザインもIDF 2011で公開された(写真=右)

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月25日 更新
  1. 定格1650Wの7.5万円電源&Noctuaファン採用の異常検知アダプターが登場! (2026年10月24日)
  2. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  3. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  4. 天空が12月25日に発売する「GPD WIN Max 3」国内正規版 実機に触れてきた (2026年10月23日)
  5. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  6. Anthropicが常時稼働するエージェント「Claude Duet」を発表/AMDとIntelが協業 PyTorchのx86 CPU最適化を「oneDNN」に一本化 (2026年10月25日)
  7. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  8. エイサー、Ryzen 3/5を搭載したコンパクトデスクトップPC Amazon専売モデルも用意 (2026年10月23日)
  9. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  10. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー