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» 2013年01月09日 17時00分 公開

第3回 「あ、最新のテレビPCって、テレビがすぐつくんだ」豪華仕様なAV+地デジPC「VALUESTAR W&VALUESTAR G タイプW」ロードテスト(2/2 ページ)

[野村ケンジ,ITmedia]
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“普通のテレビ”として、普通に使える「ぱっと観テレビ」機能

photo VALUSTARシリーズのWindows起動なしでテレビ視聴ができる「ぱっと観テレビ」機能は、プラス1基の“3波”チューナーを実装するのがポイント(他メーカーでは地デジのみという例もある)。まずはぱっと観テレビ機能でテレビをつけ、その裏でWindowsも一緒に起動しておくといった連動設定も可能となっている。可能ならユーザーインタフェース(UI)をぱっと観テレビとSmartVision、それぞれ同じものに、少なくとも見た目だけでも同じにしてくれるとなおうれしい

 では、改めてテレビ機能について見ていこう。

 VALUESTAR G タイプWは、テレビとしてかなり利便性の高い機能性を持ち合わせている。

 まず、視聴・録画用の3波(地上/BS/110度CS)ダブルチューナーに加えて、Windowsを起動せずともすぐ視聴できる3波チューナーをもう1つ搭載する。この“プラス1基”の3波チューナーにより、PC(Windows)を起動しなくても、本機をいわゆる普通のテレビとして活用できる「ぱっと観テレビ」機能を実現する(VALUESTAR Wシリーズのぱっと観テレビ機能は2012年夏モデルより搭載)。

 こちら、かつて所有していたシャープ「X1turbo」もコンピュータ起動に関係なくテレビ機能が使えて便利だったなというのを思い出したが、さておき、これまでのテレビチューナー内蔵PCのようにテレビ番組を見たいだけなのにPCそのものを起動し、さらにテレビソフトも起動するまで数分間待たなければならない──ような面倒はなくなり、リモコンの電源オンでパッとテレビがつく。こういった家庭用テレビとして活用するのに違和感がない工夫は、とても重要なポイントである。

 ぱっと観テレビ機能は、地上デジタルはもちろん、BSデジタル/110度CSも含めたデジタル放送の視聴、番組表のチェック、そして録画予約が行える。録画予約について、録画そのものや録画番組の管理・再生などはWindows起動後のテレビ統合ソフト「SmartVision」上で行うのだが、予約情報を裏でSmartVisionへ渡す仕組みにより、ぱっと観テレビ機能上でもさほど違和感なく、ユーザーとしても意識することなく“テレビ的”に予約できるようになっている。

 続いて「プラスαの使い方をするテレビ」として使うなら、我がシアタールームとしては今あるAVシステムと接続したくもなるが、そういった場合も本機は意外とイける。入力はHDMIが2系統、D4が1系統、アナログ音声が1系統。こちらはテレビとして考えると必要最低限はひとまずそろえてある程度だが、さらに「HDMI出力」も用意するのだ。

photophoto 入力はHDMI×2、D4映像×1、アナログRCA(音声)×1を実装する。普通のテレビと同様に、リモコンあるいは本体のボタンで、PC表示/HDMI×2/D4+アナログ音声をトグル式で切り替えられる。こちらは例えば、PS3などの家庭用ゲーム機や家庭用レコーダーなどと接続するのに用いる(写真=左)。あわせて「HDMI出力」も備える。こちらは別途液晶ディスプレイとともに“PC画面のデュアルディスプレイ”として活用するシーンが主と思うが、筆者のようにAVシステムと組み合わせた使い方もいろいろ遊べるのではないだろうか

 HDMI出力については、例えばPCのHDMI出力→AVアンプ→プロジェクターへとつなぐことで、本機のコンテンツをプロジェクターの大画面“でも”見られるようになる。本来、HDMI出力はテレビ機能というよりPCとしてのディスプレイ出力機能に属するかもしれないが、AV目線でもこういった形でコンテンツの楽しみ方が増えるのはありがたい。

 実は導入するまでさほど深く考えてはいなかったが、使い始めて今後いろいろと重宝するかもと感じたのがこの機能だ。

(続く)


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