手のひらに2000インチ大画面を再現?―ケータイを“のぞき窓”にする「知能センサーシステム」(2/2 ページ)

» 2009年03月24日 07時30分 公開
[memn0ck,ITmedia]
前のページへ 1|2       

 この知能センサーシステムを使うには、専用ハードウェアの「U-BRAIN」とソフトウェアの「HABソフトウェア」を用いる。U-BRAINは、位置センサー(3軸)と姿勢センサー(2軸)および方位センサー(2軸)を合わせた7軸センサーと、CPU、温度センサーを備えた統合チップだ。そのU-BRAINからのデータを処理するHABソフトウェアは、Windows XPおよびVistaを搭載したPCか、LinuxまたはWindows Mobileを搭載したスマートフォン、組み込み機器で動作するという。

 現状ではモバイル機器の内蔵メモリサイズに制限があるため、まず200インチサイズの空間をディスプレイの中に表示させ、特徴でもある10倍ズームを利用することで、2000インチ相当のディスプレイ領域を実現している。

photophoto 知能センサーシステムの製品特徴。ハードウェアは、20(幅)×25(高さ)×4(厚さ)ミリ、重さ3グラムという「超小型3g 知能センサー(U-BRAIN 800)」や「モバイル知能センサー(U-BRAIN 200)」といったものがある(写真=左)。合計7軸センサーに対応するU-BRAIN 800。外付け用として開発されたとのことで、内蔵するならもっと小型化が必要とのこと(写真=右)

photophoto HAB Mobileは、USBホスト機能を持つWindows Mobile 5.0/6.0/6.1を搭載したデバイスで動作する。恐らくWindows Mobile 6.5でも動作する(写真=左)。HAB Mobileの詳細仕様。実行サイズは約180Kバイトと小さく、画像形式としてJPEG、BMP、GIF、PNGに対応している。Linux版は、Androidもサポートしているという(写真=右)

 講演終了後には、ウィルコムのWindows Mobile搭載スマートフォン「Advanced/W-ZERO3[es]」やWindows Vistaを搭載した「WILLCOM D4」にU-BRAINをUSB接続し、実際に知的センサーシステムのデモが行われていた。

 その使用感は、「T-Mobile G1」にプリセットされた「Googla Maps」のストリートビューと同じようなもので、広い空間をデバイスを傾けたりすることで自由に見渡せ、本体をさらに傾けたりディスプレイをタップすることで拡大縮小ができるというもの。その様子を動画で撮影したので、スムーズに動く様子を是非確認していただきたい。

ウィルコムの「Advanced/W-ZERO3[es]」に「U-BRAIN 800」をUSB接続し、知的センサーシステムを動作させた
(ムービーはこちらからでも参照できます)

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月24日 更新
  1. ダイソーで550円の「マグネット式ノートパソコン用スマートフォンホルダー」は磁力も強くて優秀だった (2026年05月23日)
  2. あなどれないワークマンの“小物” 手頃で機能性に優れているのが決め手か (2026年05月23日)
  3. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  4. ドコモが「5G SA」を5月27日から“いったん”無料化 今後の有料化にも含みを残す (2026年05月21日)
  5. なぜ? 「Rakuten WiFi Pocket 5G」販売再開も、Rakuten Linkは利用できず 理由を楽天モバイルに聞いた (2026年05月23日)
  6. 【ワークマン】1500円の「ベーシックアンカーボディバッグ」 二気室構造で必需品がまとまる (2026年05月16日)
  7. デザイン性に優れた「Aulumu G09 スマホリング Magsafe」がタイムセールで6209円に (2026年05月22日)
  8. なぜ「ドコモの障害」と誤解されたのか? 19日に設備障害が起きたMVNOに確認して分かったこと (2026年05月22日)
  9. 【ワークマン】1900円の「エクトジェル防水リフレクトマルチポーチ」 フラップ部分にも収納できる (2026年05月18日)
  10. 「手書き」より「キーボード」を望む子供たち スマホ・PCが変えた文字入力の歴史と、今こそ見直したい手書きの価値 (2026年05月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年