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» 2010年06月21日 19時12分 UPDATE

CommunicAsia 2010:「Galaxy」新機種や14M CCDカメラ搭載のAndroid端末も――最新スマートフォンが集合 (1/2)

6月15日から18日まで、シンガポールで「CommunicAsia 2010」が開催された。固定インフラから衛星、携帯電話までさまざまな製品が展示されている中で、特に目立っていたのが“スマートフォン”だ。

[山根康宏,ITmedia]

 アジア最大規模となる通信関連の展示会「CommunicAsia 2010」がシンガポールのコンベンション&エキシビションセンターで開催された。2010年は4日間の会期中に約5万5000人の来場者が集い、そのうち海外からの来訪客は2009年から15%増加した。6月開催の本展示会は、各社が夏商戦向けのモデルを発表する場にもなっており、携帯電話関連の企業はスマートフォンの展示に力を入れていた。

Samsung電子はスマートフォン6機種を発表

photo Samsung電子ブース

 Samsung電子はスマートフォンを中心に展示しており、あわせてスマートフォンを活用するためのアプリケーションやビジネスソリューションも披露していた。スマートフォンはWindows phoneの「OMNIA」、Android端末の「Galaxy」、Bada端末の「Wave」を2機種ずつ展示していた。

 ブース正面には発売されたばかりのAndroidスマートフォン「Galaxy S(I9000)」の専用展示スペースを設置。日常の利用シーンを想定し、1日の生活の中でGalaxy Sを活用する具体例を紹介していた。Galaxy SはAndroid OS 2.1を採用し、4インチ(480×800ピクセル)のスーパー有機ELディスプレイ、1GHz CPUを搭載したハイスペックな端末。ブース内では、アプリやサービスのデモ機としても利用されていた。

photophotophoto Samsung電子のAndroid端末「Galaxy S」(写真=左)。1日の生活シーンに合わせてGalaxy Sの活用法を紹介(写真=中)。具体的な使い方は係員が説明する(写真=右)

 「Omnia Pro4(B7350)」と「Omnia Pro5(B6520)」は、いずれもQWERTYキーボードを備えたストレート型のWindows Phone。Omnia Pro4は、320×320ピクセルのタッチスクリーンを備えており、OSはWindows Mobile 6.5 Professionalを採用。HSDPAや無線LAN、3メガピクセルカメラなど、NTTドコモの「SC-01B」とほぼ同等のスペックを備えている。

 価格を抑えたOmnia Pro5は、タッチパネル非対応の320×240ピクセルのディスプレイを搭載し、OSはWindows Mobile 6.5 Standardを採用。ソフトバンクの「X01SC」と比べると、X01SCの下り最大7.2Mbps、3.2Mピクセルカメラに対し、Omnia Pro5は下り最大3.6Mbps、2Mピクセルカメラを搭載するなど、スペックはやや抑えられている。発売はOmnia Pro4が7月、Omnia Pro5は8月の予定。

photophoto タッチパネルとQWERTYキーボードを搭載した「Omnia Pro4」(写真=左)。「Omnia Pro5」はタッチパネルには対応していない(写真=右)

 「Galaxy 3(I5800)」と「Galaxy 5(I5500)」は、Android OS 2.1を採用したモデル。これまで、同社のAndroidスマートフォンはGalaxy Sなどハイエンドな製品が多かったが、これら2機種は若い世代をターゲットとしたカジュアルな製品で、ソーシャル機能を強化している。UIには同社が開発した「TouchWiz 3.0」を採用した。主なスペックは、Galaxy 3が240×400ピクセルディスプレイ、HSDPA(3.6Mbps)、3Mピクセルカメラ、Bluetooth 3.0。Galaxy 5が240×320ピクセルディスプレイ、HSDPA(7.2Mbps)、Swype入力など。Galaxy 5のボディは丸みを帯びており、「女性にも手軽に使えるスマートフォンを目指した」(説明員)。発売はどちらも7月を予定している。

photophoto Android OS採用の「Galaxy 3」(写真=左)。Galaxy 3の廉価版ともいえる「Galaxy 4」(写真=右)

 Samsungが独自に開発したオープンソースOS「Bada」を搭載したWaveシリーズは2機種を披露したが、実機はショーケースの中にあり、動作確認はできなかった。いずれもGSMとEDGE対応の2G端末。「Wave 2(S5250)」はフルタッチスタイル、「Wave 2 Pro(S5330)」はWaveに横スライド式のQWERTYキーボードを搭載したもので、キーボードの有無と本体の厚さ以外のスペックは同じ。ディスプレイ解像度はは240×400ピクセル、カメラは3Mピクセルで、TouchWiz 3.0 UIも採用。アプリケーションストア「Samsung Apps」も利用できる。発売は8月の予定。

photophoto Bada OSを採用した「Wave 2」(写真=左)。「Wave 2 Pro」は横スライドQWERTYキーボードを備えている(写真=右)

光学3倍ズーム+14M CCDカメラ搭載のAndroid端末「Altek Leo」

photo Altekブース

 台湾のデジタルカメラメーカー Altekは、Android OS 2.1を採用した“デジカメスマートフォン”とも呼べる「Altek Leo」を展示していた。同社はOEMとして、大手メーカーにデジタルカメラを供給しており、2009年は初の自社ブランドとして、1200万画素CCDカメラを搭載したケータイ「T8680」を発売した。

 Altek Leoは1400万画素CCDカメラを搭載し、光学3倍ズームやキセノンフラッシュ、顔認識、HDビデオ撮影も利用可能。ディスプレイは3.2インチ(480×800ピクセル)を備え、HSDPAと無線LANにも対応している。同社ブースで説明をしていた副販売担当重役のウィリアム・リー氏によると、Altek Leoは「本物のデジタルカメラを携帯電話に搭載した製品」を目指しており、カメラのモジュールやソフトウェアはOEM先である大手メーカーのコンパクトデジタルカメラ相当のものを搭載。画質だけではなくカメラとしての操作性や性能も優れているとのこと。

 また、撮影した写真をSNSや画像共有サービスとシームレスに連動できるほか、ケータイの使いやすさにもこだわった。発売は自社ブランドとOEM先で、2010年第4四半期の発売に向けて各国で販売先を調整中だという。

photophoto Android OSを採用するAltek Leo(写真=左)。沈胴式のカメラを備える。ボディーにはアルミ素材も使われている(写真=右)
photo Leoに搭載されている光学3倍ズーム対応のCDカメラユニット
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