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» 2012年10月23日 09時00分 UPDATE

Xperia AXとの違いは?:写真と動画で解説する「Xperia VL SOL21」 (1/2)

auでは「Xperia acro HD IS12S」以来のXperiaシリーズとなる「Xperia VL SOL21」。ドコモからもほぼ同じスペックの「Xperia AX SO-01E」が発表されているので、Xperia AXとの違いを中心に、外観とソフトウェアの特徴を見ていこう。

[田中聡,ITmedia]
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 auのソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia VL SOL21」は、KDDIが導入する800MHz帯と1.5GHz帯のLTEサービスに対応したモデル。他の4G LTEモデルと同じく11月2日に発売される。ワンセグ、おサイフケータイ(FeliCa)、赤外線通信、防水・防塵といった日本仕様をきっちり取り入れ、これまではグローバルモデルでしか対応していなかったNFCも新たにサポートした。ディスプレイはHD(720×1280ピクセル)表示対応の4.3インチ液晶、チップセットはデュアルコアCPUのQualcommのSnapdragon S4「MSM8960」、16GバイトROMに1GバイトRAMを備えるなど、飛び抜けてスペックが高いわけではないが、バランスの良いモデルに仕上がっている。ハードとソフトはドコモ向け「Xperia AX SO-01E」と共通している部分が多いので、ここではAXとの違いを中心に見ていこう。

 Xperia VLのデザインは、Xperia AXと同じく背面が反り返っているアーク形状が特徴だ。VLもグローバルモデルの「Xperia V」がベースになっている部分もある一方で、AXと比べると“Xperia V色”はやや薄い。AXではVと同じく、本体底面を表面から見えるよう突出させた「Elevated Element」を採用していたが、VLではこの手法を取り入れていない。代わりに、VLでは側面から背面にかけて、下部にシルバーラインをあしらっており、このラインを境に背面の上部と下部で色味と塗装が若干異なっている。例えばPinkとBlueでは、下部の方がやや濃い色になっている。シルバーラインで4ブロックに分けた「Xperia SX SO-05D」の2ブロック版とも言えそうだ。AXとVの特徴でもあるガラス、メタル調フレーム、リアカバーの3層構造はVLでは取り入れておらず、代わりに下部の端を斜めにカットし、先鋭的なイメージを演出している。ちなみにPink、Black、WhiteはAXと同系色だが、色味は異なる。デザインやカラーがほぼ同じだった「Xperia acro」「Xperia acro HD」と比べると、Xperia AX/VLは(そもそも製品名が異なるというのもあるが)デザイン面での差別化が進んでいる。

photophoto ソニーモバイル製の「Xperia VL SOL21」。カラーはPink、Black、White、Blueの4色。いずれも背面はマットな質感だ
photophoto 4.3インチのHD液晶を搭載。物理キーは備えていない(写真=左)。Pinkの背面は、シルバーラインを境にツートーンになっている(写真=右)
photophoto 参考までに、ドコモの「Xperia AX SO-01E」の表面と裏面。Xperia AXは底面の出っ張りと3層構造をデザインの特徴としている
photophoto auのXperiaでは初めてアーク形状を取り入れている。裏面には「au」「Google」「4G LTE」のロゴもある

 Xperia VLのサイズは65×129×8.7(最厚部約10.9)ミリ、重さは約120グラム。最厚部がVLの方が0.1ミリ厚いことを除けばXperia AXと同じだ。電源キーや音量キーの位置、Micro USB端子やイヤフォンジャックがキャップ付きであること、ディスプレイ面に物理キーを備えないこと、バッテリー容量(1700mAh)、ワンセグの視聴に同梱のアンテナが必要である――といった点はXperia AXと同じだ。ディスプレイが4.3インチ、幅65ミリとあって、片手でも持ちやすく、女性にも十分オススメできるサイズと言える。

 映像の質を向上させる技術として「モバイルブラビアエンジン2」を採用。従来のモバイルブラビアエンジンでは、1つの映像で均一の効果を与えていたが、2では映像のフレームごとに解析して、リアルタイムで適切なコントラストに調整できる。なお、同エンジンが有効になるのは映像と、一部アプリで表示した静止画のみ。ディスプレイの空気層をなくすことで光の乱反射を抑える「クリアブラックパネル」は「OptiContrast Panel」という名称に変更されたが、効果は同じだという。ディスプレイの「Direct Touch」も進化した部分だ。従来のディスプレイはガラス、タッチセンサー、表示面の3層構造だったが、ガラスとタッチセンサーを一体化することで薄くなるほか、手の触れる部分から表示面までの距離が短くなり、タッチの精度が向上している。またセンサー層を省くことで、光の乱反射をより抑えやすくなる。これらの要素はXperia AXにも採用されている。

※初出時に、モバイルブラビアエンジン2が有効になるのは映像のみとの記述がありましたが、一部アプリで表示した静止画も含まれます。お詫びして訂正いたします(10/24 15:00)

 細かいところでは、Xperia AXにはACアダプターが同梱されないが、Xperia VLには同梱される。一方でmicroSD(2Gバイト)はVLには同梱されないが、AXには同梱される(本体に画像を保存するストレージが用意されるので、microSDなしでもカメラを使える)。充電用の卓上ホルダは2機種とも同梱される。

photophoto 側面の下部が斜めにカットされているのがXperia VLならではの特徴。左側面にMicro USB端子(キャップ付き)、充電端子、ストラップホール(写真=左)、右側面に電源キーと音量調節キーがある(写真=右)
photophoto 参考までに、Xperia AXの側面。こちらは3層構造を特徴としている
photophoto 上端部のイヤフォンジャックもキャップ付きとなっている(写真=左)。下端部には通話用のマイクがある(写真=右)
photophoto 幅65ミリなので片手でも操作しやすい(写真=左)。裏側下部の角が丸みを帯びているので持ちやすい(写真=右)
photophotophoto ディスプレイ面下部には特にロゴなどはない(写真=左)。ディスプレイの上にはSONYロゴがある。ちなみに赤外線ポートは受話口の右側にある(写真=中)。XPERIAロゴは裏にある。カメラ部分はXperia AXと同じくフラットだ(写真=右)
photophotophoto バッテリーはXperia AXと同じく1700mAhの「BA800」(写真=左、中)。SIMスロットとmicroSDスロットは2段構成になっている(写真=右)
photophoto Xperia VL(左)とXperia GX(右)を比較。GXが4.6インチ液晶を搭載していることもあり、VLの方がやや小さい
photophoto こちらはXperia arc SO-01C(右)と比べたもの。arcよりはVLの方が一回り大きい。VLのPinkはarcのSakura Pinkとは違った色味だ
photo 上からXperia GX、arc、VL。3機種ともボディはアーク形状

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