Sony Press Conferenceで「未発表VAIO」のデバイスマネージャーに迫る2010 International CES(2/2 ページ)

» 2010年01月07日 17時30分 公開
[長浜和也,ITmedia]
前のページへ 1|2       

VAIOにもCULVノートがやってきた

 VAIO YシリーズはCPUにCULV版を採用したVAIO初の「CULVノートPC」となる。13.3型ワイドの液晶ディスプレイ(解像度は1366×768ドット)を搭載して、重さは4ポンド(約2キロ)になるが、価格を抑えるために光学ドライブを内蔵しない。バッテリー駆動時間は8時間を見込んでいる。システムプロパティやデバイスマネージャーで確認した限り、CPUは動作クロック1.3GHzのCore 2 Duo SU7300であると思われる。

VAIO初のCULVノートPCとして登場する予定のVAIO Yシリーズ(写真=左)。こちらのキーボードもアイソレーションタイプを採用する(写真=右)

VAIO Yシリーズの左側面と前面(写真=左)。同じく右側面(写真=中央)。液晶ディスプレイ天面(写真=右)

展示されていたVAIO Yシリーズで確認したシステムプロパティ(写真=左)とデバイスマネージャー(写真=中央)、そしてWindows エクスペリエンスインデックス(写真=右)。こちらも、製品版がこのスペックとパフォーマンスでいくとは限らない

 Atomを載せたVAIO Wは、ボディデザインはそのままだが、内部構成を最新の「Pine Trail-M」に変更してあった。スタッフの説明によると、「性能の向上はわずかだったが、消費電力の削減に大きな効果があった。バッテリー駆動時間は1時間は延びたのではないか」と述べている。

 また、VAIO Wでは、再生素材を利用した「W Series Notebook Eco-friendly PC」も紹介されていた。

展示されていたVAIO Wのボディデザインは従来と同じだが(写真=左)、システムプロパティを確認すると「Atom N450」が確認できた(写真=中央)。ブースには再生素材を利用したVAIO Wも紹介されていた(写真=右)

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月11日 更新
  1. 新型「iPad Pro」がM3チップをスキップした理由 現地でM4チップ搭載モデルと「iPad Air」に触れて驚いたこと (2024年05月09日)
  2. 「M4チップ」と「第10世代iPad」こそがAppleスペシャルイベントの真のスターかもしれない (2024年05月10日)
  3. 個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は? (2024年05月08日)
  4. Minisforum、Intel N100を搭載したスティック型ミニPC「Minisforum S100」の国内販売を開始 (2024年05月10日)
  5. “NEXT GIGA”に向けた各社の取り組みやいかに?──日本最大の教育関連展示会「EDIX 東京」に出展していたPCメーカーのブースレポート (2024年05月09日)
  6. NECプラットフォームズ、Wi-Fi 6E対応のホーム無線LANルーター「Aterm WX5400T6」 (2024年05月09日)
  7. ASRock、容量約2Lの小型ボディーを採用したSocket AM5対応ミニベアボーンPCキット (2024年05月10日)
  8. SSDの“引っ越し”プラスαの価値がある! 税込み1万円前後のセンチュリー「M.2 NVMe SSDクローンBOX」を使ってみる【前編】 (2024年05月06日)
  9. Core Ultra 9を搭載した4型ディスプレイ&Webカメラ付きミニPC「AtomMan X7 Ti」がMinisforumから登場 (2024年05月08日)
  10. これは“iPad SE”なのか? 新型iPadを試して分かった「無印は基準機」という位置付けとシリーズの新たな幕開け (2022年10月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー