36パターンものイルミネーションを用意したT006には、新着メールの本文に合った色が点灯する「メール de デコイルミ」を搭載した。気持ちを表す言葉のほか、「バレンタイン」「お花見」といったイベント名にも反応し、さまざまな色を見せてくれる。会場では本文に「バレンタイン」を含むメールを受信するデモを実施したところ、赤系のイルミネーションが点灯していた。こうしたイルミネーション機能は「非常に要望が多い」と富士通 モバイルフォン事業本部 マーケティング統括部長の松村孝宏氏は話す。
IS04はDLNAにも対応しており、対応機器とWi-Fi接続することで、IS04の写真、動画、音楽を共有して閲覧できる。会場ではIS04とテレビを接続し、IS04の写真をテレビ(REGZA)に表示させるデモを行った。REGZAのリモコンからIS04を操作することもでき、フォルダのサムネイルから写真を選ぶといったことが可能になる。
携帯市場では2010年からスマートフォンが急速にシェアを伸しているが、「全体の比率はフィーチャーフォンが高いので、どちらも大切にしていきたい」と大谷氏は考える。「フィーチャーフォンはいろいろなお客様のニーズに応えていく。スマートフォンについては、オープンな環境で新しいサービスに対応させていきたい。(両者の比率は)今後は半々くらいになっていくのではないか」との見通しを示した。Windows phoneとタブレット端末については「KDDIさんと一緒に検討しているが、まだコメントを出せる段階ではない」として明言を避けた。
発表会には、IS04のCMに起用された俳優の三浦春馬さんが登場し、CM撮影のエピソードやIS04の感想などを語った。CMで三浦さんは、防水性能を紹介するために雨のシーンを歩いているが、「少量の雨だと分かりにくいので、『スタート』の声がかき消されるほどの雨量だった」という。IS04はすでにかなり触っているそうで、「画質がきれいで通信も速い」と満足している様子だった。
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