写真で解説する「DELL Streak Pro 101DL」

» 2011年10月13日 21時26分 公開
[青山祐介,ITmedia]

 「DELL Streak Pro 101DL(以下101DL)」は、前モデル「DELL Streak 001DL(以下001DL)」から1年ぶりの登場となるソフトバンクのDELL製スマートフォンだ。001DLが5インチのディスプレイを持った、タブレットとスマートフォンの間に位置するモデルだったのに対して、101DLは4.3インチディスプレイを備え、タブレットよりもスマートフォンとしての立ち位置を明確にしたモデルだ。

photophoto DELLの「DELL Streak Pro 101DL」。カラーバリエーションはブラックのみ

 CPUにはQualcommの1.5GHzデュアルコア「Snapdragon MSM8260」を搭載し、複数のアプリを同時に起動したり、動画を再生したりするといった状況でストレスなく使用できる。4.3インチのディスプレイにはQHD(540×960ピクセル)のスーパー有機EL「Super AMOLED」を採用。高コントラストで視野角が広く、屋外でも高い視認性を実現している。メイン(アウト)カメラには有効画素数800万画素のAF付きCMOSカメラを搭載。サブ(イン)カメラには有効画素数130万画素のCMOSカメラを装備している。

 本体のデザインは前面以外を黒いケースが覆うシンプルなスタイルで、ボディカラーは黒1色のみ。ゴム様の柔らかな素材のケースは、表面に細かなスリットが施され、手にしたときのグリップ感を高めるデザインとなっている。また、本体下端部はより柔らかでふくらみのあるパッドがあしらわれており、本体を置いたときのクッションとして、また、持った時の滑り止め効果があると思われる。2012年1月以降とされる発売時期までまだ時間があるため、展示機はあくまでも開発段階のものなので、ディテールは変更される可能性がある。

photophoto 「DELL Streak Pro 101DL」は幅65×高さ126×厚さ10.3ミリで、一般的なスマートフォンと変わらないサイズだ
photophoto 左側面にはmicroSDスロットと音量調節キーを装備(写真=左)。右側面にはロックキーとMicro USB端子があるのみ(写真=右)
photophoto 上面には電源キーとイヤフォンジャック(写真=左)、下面にはスピーカーと送話口が見える(写真=右)
photophoto 黒いゴムのような質感を持った背面カバーには、グレーチングのようなパターンの滑り止めが全面に施されている
photophoto 下端側にはやや光沢を持った柔らかい素材によるパッド形状となっており、手に持った時の滑り止め効果を発揮するという(写真=左)。有効画素数800万画素のCMOSセンサーを使ったAF付きカメラ。そのすぐ脇に撮影用ライトを備える(写真=右)
photophotophoto 「Super AMOLED」(スーパー有機EL)ディスプレイは、コントラストが高く視野角が広いのが特徴。展示ではその鮮やかな発色が分かるデモを行っていた

 サイズは001DLよりもコンパクトになっており、同じ「DELL Streak」というシリーズ名を冠するも、明らかに今作ではスマートフォンを意識したデザインとなっている。001DLも5インチというコンパクトさや、本体だけで音声通話ができる点などで、“やや大きなスマートフォン”感覚で使えることを訴求していたが、横位置で使うことが基本のスタイルやデザインはやはりタブレットの流れ。それに対して101DLは裏面の「DELL」ロゴや、「戻る」「メニュー」「ホーム」「検索」などのボタンのアイコンも縦位置にレイアウトされている。

photophotophoto 「101DL」(左)と「001DL」(右)を比較。5インチディスプレイの001DLは多くのタブレットに比べるとスマートフォン並みに小さいが、やはり「101DL」と比べると大きく見える

 101DL最大の特徴は、DELLのクラウドストレージ「SyncUP」に対応すること。101DL内の音楽や写真、動画などのデータをSyncUPのオンラインストレージにアップロードすることで、同様に接続したWindows PCとの間で同期してファイルを共有できる。2Gバイトまでのストレージ容量は無料で利用できる。残念ながら展示機ではSyncUPがまだ搭載されていなかったため、画面を見ることはできなかった。

photo 「SyncUP」はオンラインストレージをインターネット経由で利用するものだが、自宅のWindows PCと、USBケーブルやWi-Fi経由で直接接続して同期を取ることもできる

photo 101DLには音楽や動画などのコンテンツをすぐに再生できる「Dell Stage 2.0」が搭載される

 001DLではメールやSNS、写真、音楽、連絡先といった機能やコンテンツ、データをすぐに呼び出せるオリジナルウィジェット「Dell Stage」を持っていたが、101DLではそれが「Dell Stage 2.0」に進化している。コンパクトな画面に合わせてデザインされたウィジェットから、音楽や動画などを簡単に再生できる。開発段階ということでこの画面は「あくまでもイメージで」(説明員)とのことだったが、「Stage Widget」とは異なり4.3インチと小さくなった画面に合わせたデザインになっている。

 デザイン的には地味で質実剛健とした101DL。それもそのはずで、実は法人ユーザーも想定しており、「本体内部のデータをプライベート利用とビジネス利用で分けて使うことができる機能も搭載している」(説明員)とのこと。こちらも展示機では確認できなかったが、クラウドサービスの「SyncUP」対応をはじめ、このあたりがスマートフォンサイズにコンパクトになりながらも「Pro」と付くゆえんなのかもしれない。

 このほか、101DLはワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信などの日本向けの機能は持っていない。使用周波数帯は国内では2.1GHz帯のみ、海外では850/900/1800/1900MHzに対応するなど、グローバルモデルらしい作りとなっている。緊急地震速報には対応済みで、災害・非難情報には後日アップデートで対応予定となっている。発売は2012年1月以降の予定。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月09日 更新
  1. 「Suicaのペンギン」卒業騒動にまつわる背景と誤解 JR東日本に聞いた (2025年11月14日)
  2. 折りたたみiPhoneは30万〜40万円超に? ダミー画像から見えたスペックと品薄の懸念 (2026年09月07日)
  3. ドコモの純正スマートウォッチがAmazonで14%オフの約6000円に 心拍や睡眠の測定も可能 (2026年09月08日)
  4. なぜLINEは“ちょっとした気遣い”で重宝された「ミュートメッセージ」を有料化したのか? (2026年09月08日)
  5. 3COINSで1320円の「コイル充電ケーブルAtoC」を試す 伸縮式よりも“ラフ”に扱えて便利 ただしキーボードにはアンマッチ? (2026年09月08日)
  6. 車内を大画面エンタメ空間にする「VANBAR ディスプレイオーディオ」がセールで20%オフの2万8777円に (2026年09月08日)
  7. 「Pixel 6a」で製品起因が疑われる発火事故が発生 消費者庁が「消費生活用製品の重大製品事故」として公表 (2026年09月07日)
  8. “折りたたみiPhone”だけじゃない もうすぐ開催のAppleイベントで登場する新製品のうわさを総まとめ (2026年09月08日)
  9. パスポート型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold8」と「HUAWEI Pura X Max」の実機比較で見えてきた違い (2026年09月07日)
  10. 1日1ページ、予定/ToDoや手書きメモがまとまるiPhone/iPad向け手帳アプリ「FirstSeed手帳」登場 (2026年09月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー