昨今は家電業界でも“節電機能”がうたわれており、パナソニックの家電にもエコ機能として「エコナビ」が搭載されている。そんな中、スマートフォンであるP-07Cにも「エコナビ」アプリが用意されている。スマホを使う際、従来のケータイに比べてバッテリーの消費量が多いことは最大のネック。ユーザーからの不満としてもこの点を指摘されることが多く、少しでも使用時間を長くするためにエコナビを搭載している。
アプリを起動すると、現在のバッテリー残量をパーセント表示で確認できる。このアプリには、「オートecoモード」と「タスク管理で更にeco」という2つの項目を設定可能だ。
オートecoモードでは、あらかじめ設定したバッテリー残量になるとecoモードに自動で切り替わり、消費電力を抑えられる。ecoモードでは、画面の明るさ、画面の自動回転、アニメーション表示、バックライト消灯、Wi-Fi、Bluetooth、GPSを設定でき、各項目のオンオフを自分で選べる。また、オートecoモードが作動するバッテリー残量も任意で設定可能だ。
タスク管理では、起動中のアプリとそのアプリのバッテリー消費レベルを確認できる。各アプリのチェックボックスにチェックをつけると、画面が消灯したときにそのアプリが終了する。そうすることで、バックグラウンドで起動し続けるアプリによるバッテリーの消費を防げる。また、バッテリーを消費するアプリが検知されたときには、通知バーでそのことを教えてくれる。スマホ初心者には「タスクを終了する」という概念があまりないので、誰もが快適にスマホを使うためには欠かせないアプリといえるだろう。

初期状態ではバッテリー残量が40%を切ったときにオートecoモード設定が起動するようになっている。この数値は任意で変更できる(写真=左)。TwitterやFacebookはバックグラウンドで情報を更新しようとするので、起動したままにしておくと電池を消費しやすいので気をつけよう(写真=右)女性ユーザーへの配慮が目立つP-07Cは、デコ機能の豊富さも魅力の1つ。その中でも、自分で壁紙をデコれる「壁紙デコ」というアプリを紹介しよう。
このアプリはその名のとおり、スマホの壁紙をデコレーションするためのもの。フィットキーのデコレーション方法と似ており、背景を選んだら、あとはスタンプを押して飾りをつけていく。背景にはプリインの壁紙だけでなく、自分で撮影した写真も使える。スタンプのモチーフはハート、星、花、蝶々など、乙女心をくすぐるものばかり。男性が好みそうな素材は少なめだが、使い方によってはカッコイイ壁紙が作れそうだ。


まず、壁紙に使用する画像を選択する。この際、microSD内の画像を使用することもできる(写真=左)。デコレーションはスタンプをうまくレイアウトしていくだけでいい。1ページ目だけでなく、2ページ目以降のデコレーションにも対応する(写真=中)。デコレーションの一例。女性が好きそうなモチーフが多く、デコ壁紙が手軽に作成できる(写真=右)作成した壁紙は、赤外線での送受信、microSDへの保存に対応。P-07Cのユーザー同士で、デコった壁紙を交換するのもよさそうだ。
「P-07C」の“ここ”が知りたい:第4回 通話機能は使いやすい? 音楽機能はどう?――「P-07C」
「P-07C」の“ここ”が知りたい:第3回 ワンセグや赤外線の使い勝手は? カメラ機能はどう?――「P-07C」
「P-07C」の“ここ”が知りたい:第2回 タッチスピードセレクターやフィットキーの使い勝手は?――「P-07C」
「P-07C」の“ここ”が知りたい:第1回 ホールド感はどう? イヤフォンジャックはある?――「P-07C」
ドコモ、Androidスマホ「P-07C」とXi端末「L-02C」のソフト更新を開始
開発陣に聞く「P-07C」:大画面がいい、でも片手で操作したい――二律背反に挑戦したパナモバ初のスマートフォン「P-07C」
ドコモのパナソニック製Android端末「P-07C」、8月13日発売
ニュース発売は8月13日の予定:パナソニック初のAndroid端末「P-07C」、8月7日から予約開始
“DIGA”が当たる夏モデルキャンペーンも:パナソニック モバイル、スマートフォン向けメーカーサイトをオープン
写真で解説する「P-07C」
“DIGA”が当たる夏モデルキャンペーンも:パナソニック モバイル、スマートフォン向けメーカーサイトをオープン
ドコモ スマートフォン:大画面でも“片手で使いやすい”――パナソニック初のドコモ向けAndroid端末「P-07C」
「AV」「生活」の2本柱でスマートフォン市場に参入するパナソニック モバイルCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.