さて最後はコンバージョンレンズ。3つセットで、それぞれにキャップがついてるんだけど、このキャップ、小さいので1日にひとつずつ無くしそうです。持ち歩くときは小さな巾着袋にでもいれておいた方がいい。
ひとつはポートレートレンズで、いわゆるテレコンバーター(テレコン)。1.5倍と少し望遠になる。2番目はランドスケープレンズ(風景用レンズ)で、いわゆるワイドコンバーター(ワイコン)で0.68倍。ワイドコンバーターとしてはかなり破格の広角。3番目はフィッシュアイレンズ。0.28倍の魚眼レンズで中央がぐわんと盛り上がった独特の写真を撮れる。
って口でいってもしょうがないので撮り比べてみる。
ワイコンは室内を広く撮りたいときにも。こんな風にぐわっと広く撮れる。
四隅の画質劣化が気になるのなら、スクエアモードがお勧め。正方形にしちゃえば四隅の劣化するところは使わないから。
魚眼といえば、デカ鼻!
で、これだけ広角で撮れるとなると、やってみたくなるのがパノラマ撮影。ワイコンや魚眼レンズを付けてiPhoneのパノラマモードで撮影したらどうなるか。
そもそもできるのか。
できました。
魚眼だとちょいと無茶な結果になるので今度はワイコンで試してみた。
というわけで、ワイコンを付ければ360度以上のパノラマ撮れます。撮れたからなんだといわれても困るんだけど、ワイコンを付けた方が上下の画角を広く撮れるので、パノラマ好きの方はぜひ試してみるべし。
なんだかんだと合体メカ的に機能を拡張できて、カラバリ(ブラック、ホワイト、レッド、ピンク)もあって、コンバージョンレンズもついてと盛りだくさんすぎて軽い紹介になっちゃったけど、iPhoneをカメラとして拡張するキットがマンフロットから出たんだなあ、と思っていただければよし。
とりあえず、iPhoneのカメラを使ってて、ときどきiPhoneをちょこんとどこかに置いて撮りたい(手ブレ防止したいとき、記念写真や自分撮りしたいとき、両手がふさがってるけど撮りたいときなど)というのなら、キックスタンドがセットになったベーシックなのがいい。バンパーケースにもキックスタンドにもストラップ穴が空いてるので両方をヒモでつないで常時キックスタンドを持ち歩いてれば、いつでもさっと使える。
このキックスタンド式って縦にも横にもおけるし、キックスタンドの取りつけ位置をずらせば角度も変えられるし、ミニ三脚なんかを持ってたらそのまま三脚につくしでなかなか便利。iPhoneを三脚につけるキットっていくつか出てるけど、この「キックスタンド」ってアイデアは個人的に気に入っております。
LEDライトやレンズまでも購入するとちょっとお高い感じになるけれど、合体メカ的に成長し、iPhoneカメラライフを面白くするこのマンフロットのケース、いいと思う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.