蔬菜(そさい) 東口売場アキバ百景 Vol.6

» 2007年11月07日 17時45分 公開
[古田雄介,ITmedia]

蔬菜 東口売場(そさいひがしぐちうりば)

場所 明神坂ガード下

解説 ラジオからオーディオ、家電、PCと、秋葉原の“顔”は、数年〜10数年のスパンで何度も代替わりを果たしてきた。現在のアキバを歩いても、現役ショップの看板に「ラジオ」や「無線」といった、昔の隆盛を感じさせる単語が見つかるはずだ。

 さらに注意深く街を眺めれば、秋葉原が電気街と認知される前の時代、戦前の名残も目にすることができる。例えば、明神坂ガード下のコンクリート柱にある、神田青果市場の「蔬菜 東口売場」という文字だ。

 神田青果市場は、戦前から秋葉原駅前にあった都内の主要市場で、平成元年に大田区の大田市場へ移転した。そしてその跡地には現在、秋葉原クロスフィールドが建っている。

ソフマップ秋葉原本館ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaを結ぶ明神坂ガード(写真=左)。ガード内に「蔬菜 東口売場」の文字が見える(写真=右)

 ちなみに「蔬菜(そさい)」は野菜のこと。

 次の単語、文章にフリガナをふりなさい。「蔬菜 東口売場」「箸勝本店」「芳林公園」「世界を切り開く言葉」

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