AM3の注目度が乱高下した2月のアキバ5分で分かった気になるアキバ事情(2/2 ページ)

» 2009年03月05日 12時00分 公開
[古田雄介,ITmedia]
前のページへ 1|2       

HDDが単体で2Tバイトの領域に突入

ウェスタンデジタル「WD Caviar Green WD20EADS」

 大容量HDDの値下がりが続くなか、以前から登場がウワサされていた2TバイトHDDが2月27日に登場した。ウェスタンデジタルの「WD Caviar Green WD20EADS」で、価格は3万5000円前後。Serial ATA接続の3.5インチHDDで、500Gバイトプラッタを4枚内蔵している。バッファ容量は32Mバイト、回転数は5400rpmだ。在庫はごく少数で、3月初旬時点では入手困難となっている。

 これまでで最大容量となるモデルだけに注目度は高いが、今後のヒットに期待を寄せるショップは少なかった。クレバリー1号店は「1Tバイトや1.5Tバイトモデルに比べて価格が高すぎますからね。今後しばらくすれば価格が落ちてくるでしょうけど、2万円を切るくらいにならないと普通に売れるようにはならないでしょう。それが半年後になるのか、意外とスグなのかは分かりませんが……」と語る。

 2月末時点では、1Tバイトの低価格モデルが8000円を切り、シーゲイトの1.5TバイトHDD「Barracuda 7200.11 ST31500341AS」も1万2000円前後で買える。これらの状況もあり、依然売れ筋HDDの上位には変動がない。複数のショップで人気上位に上がったのは、日立GSTの1TバイトHDD「Deskstar 7K1000.B HDT721010SLA360」とウェスタンデジタルの1TバイトHDD「WD Caviar Green WD10EADS」、先述のBarracuda 7200.11 ST31500341ASの3モデルだ。

 なお、シーゲイト製品は1月に多くのショップが販売を見合わせる問題が発生したが、その傷は1カ月経過してほぼ癒えたようだ。ツートップ秋葉原本店は「売れ行きに関してシーゲイト製品が他社に後れを取るということはなくなりましたね。長期間のダメージになる恐れがあっただけに、ほっとしています」と語っていた。

2月末に撮影したT-ZONE.PC DIY SHOPのHDD価格表。1TバイトHDDが7000円台となっていた(写真=左)。TSUKUMO eX.は2月27日の条件付きのキャンペーンで、1.5TバイトHDDを9999円としていた(写真=中央)。500Gバイトプラッタを採用したシーゲートの750GバイトHDD「Barracuda 7200.12 ST3750528AS」は8000円前後で登場。好調に売れているという(写真=右)

アキバで次のヒットの予感――白ロムとUSBモニター

2月11日にオープンしたイオシス アキバ中央通り店

 2月11日、中央通りにひさしぶりのPC系ショップが誕生した。アウトレットや中古品を扱う「イオシス アキバ中央通店」で、1月に閉店したドスパラ アキバ中央通り店の跡地にオープンしている。イオシスは大阪・日本橋に本拠地を置くショップで、秋葉原での店舗は「イオシスあきはばら店(現・イオシス 路地裏店)」に続き2軒目となる。

 イオシス アキバ中央通店は従来のアウトレット製品に加え、ケータイの白ロムの販売に力を入れていくという。白ロムとは回線契約を行っていない端末のことで、秋葉原でも大々的に大量の在庫をそろえる例は少ない。同店は「以前から中央通りの良い物件を探していました。白ロムを柱にするという、イオシス 路地裏店とは違うコンセプトで展開していきたいですね。チャンスがあれば3軒目4軒目も狙います」と意気込んでいた。

 イオシスの白ロムに加え、アキバで今後注目を集めそうなのがUSBミニディスプレイだ。2月初旬から複数のメーカーが製品を投入しており、複数のショップで順調に売れているという。2月第1週にはセンチュリーの8型ディスプレイ「LCD-8000U」が登場、USBケーブルでPCと接続して追加できる800×600ドットのミニモニターで、ノングレア液晶を採用しているのが特徴だ。

 ほぼ同じタイミングでバッファローからも800×480ドットの7型ワイド液晶を備える「FTD-W71USB」が投入された。こちらもUSB接続で使えるディスプレイで、左右90度に回転させると画面を縦向きに切り替える機能を搭載している。価格はLCD-8000Uが1万7000円弱、FTD-W71USBが1万5000円弱で、在庫はどちらも潤沢だ。

 2モデルを入荷したT-ZONE.PC DIY SHOPは「ちょっとしたデスクトップの拡張に最適ですね。とくにノートPCをメインに使っている人にオススメです。メディアプレーヤーやワンセグ、メーラーの常駐エリアとしてちょうどいいサイズなんですよね。世間ではデジタルフォトフレームが売れていますが、秋葉原ではUSBミニディスプレイが今後ブレイクする可能性が高いです」と語る。

イオシス アキバ中央通り店に並んだ白ロムの数々(写真=左)。センチュリー「LCD-8000U」(写真=中央)。左にバッファロー「FTD-W71USB」(写真=右)

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年01月09日 更新
  1. 世界中のMacでロジクール製品に不具合 原因はアプリの“証明書の期限切れ”  近日中に修正へ(更新あり) (2026年01月07日)
  2. 古い車でもCarPlayやAndroid Autoが使える「ケイヨウ ワイドディスプレイオーディオ」が20%オフの1万5800円に (2026年01月07日)
  3. ゲーミングPCを売ってください――ソフマップが異例の呼びかけ 背景は? (2026年01月08日)
  4. Fire TVがUIを一新 テーマは「すっきりサクサク」 米国では2月から順次適用 (2026年01月07日)
  5. 新型「Echo Show 11」は「買い」か? 激変したUIとデザイン、ジェスチャー廃止の影響を「Echo Show 8」と徹底比較 (2026年01月07日)
  6. +2万円の価値はある? 「Amazfit T-Rex 3 Pro」実機レビュー チタン×サファイアガラスで進化した“タフネススマートウォッチ”の実力を試す (2026年01月07日)
  7. 2026年のPC市場は「茨の道」か メモリ枯渇と価格高騰が招く“二極化”のシナリオ (2026年01月05日)
  8. 壁掛けの15.6型スマートディスプレイ「Amazon Echo Show 15」が21%オフの3.8万円に (2026年01月07日)
  9. 1万9800円でこのデザイン! 希少なホワイトボディーのモバイルディスプレイ「amadana DP10」の使い勝手を試す (2026年01月08日)
  10. 「Core Ultra(シリーズ3)」はワッパ重視の“バッテリー寿命王”――Intelが激推しする背景から見える戦略 (2026年01月08日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年