第2回 「VALUESTAR G タイプW」のYAMAHAサウンドシステムをチェックする:豪華仕様なAV+地デジPC「VALUESTAR W&VALUESTAR G タイプW」ロードテスト

» 2012年12月26日 15時00分 公開
[野村ケンジ,ITmedia]

映像とサウンド、そのクオリティの第一印象は?

 今回は映像とサウンドのファーストインプレッションを。AV機能面でのクオリティをチェックしよう。

photo わがシアタールームに導入した「VALUESTAR G タイプW」(アンケートに答えてよりオトクに「値引きクーポン」配布中/2013年1月7日まで)

 まずはということで、標準のテレビ機能統合アプリ「SmartVision」による録画番組を、ユーザーの多い「iTunes(11)」で音楽再生を行ってみた。

 映像に関しては、まずまずといっていいレベルに達している。23型ワイドと家庭用テレビとしては中型クラスのサイズながら、フルHD解像度でLEDバックライト付き、視野角の広いIPS液晶パネルを採用する基礎性能の高さに加え、独自の映像自動補正機能「彩りプラスex」により、標準状態のままでも発色のよい、鮮やかな色合いで表示してくれる。ホワイト側のピークが若干階調不足にも感じたが、それは家庭用液晶テレビの上位に比較してのことで、PC用ディスプレイでの表示にありがちな黄ばんだ白にならないところに意外と手間をかけたであろう映像チューニングの絶妙さを感じる。

 サウンドのクオリティも、PC標準スピーカーとはとうてい思えない良質なレベルに達していたのに驚いた。

photophoto 「sound by YAMAHA」ロゴのあるYAMAHAサウンドシステム。前面4ワット+4ワット、さらに8ワット出力のウーファーを背面に実装する、2.1chの構成だ

 ヤマハ監修の2.1chシステムは、おそらく本機専用に設計された専用のスピーカーボックスを用意してチューニングしつつ、高低音補正、ステレオイメージ補正、ダイナミックレンジ補正など、ユーザーが自然に聞きやすいよう自動調整するソフトウェア音質補正技術などにより、特に声の通り具合が自然で、とても心地よい。そして、背面のスタンド部に収められた8ワットのウーファーユニットにより、低域もうぉっと驚くほど量感がある。こちら、23型クラスの画面で楽しむテレビ視聴や映画再生には……十分すぎると思える。とてもPCの標準/付属スピーカーとは思えない、まったくもって、心地よいほどぜいたくにつくられている。

 そういった点で、本機はAVパソコンというよりはテレビ/AV機器に近いつくり、そして思想で仕上げられていることが伺える。

 音楽については、標準搭載のYAMAHAサウンドシステムはそもそもかなりレベルが高いのだが、PCであることを生かし、USB DAC+外付けスピーカーを活用してもっと楽しいPCオーディオシステムを組むこともできるかもしれない。そういった拡張プランに関しては後々に試してみることにしよう。



photo HDMI入力×2、D4映像入力、アナログRCA音声入力を備える。家庭用テレビと同様に入力切り替え機能があり、別のレコーダーや家庭用ゲーム機などを接続した外部モニターとして活用可能。アナログRCA入力を用い、音楽プレーヤーを接続してYAMAHAサウンドシステムを用いた音楽再生を行ってもよさそうだ

 VALUESTAR G タイプWはの第一印象は、PCである前にAV機器としての目線でチェックしても違和感がなかった映像/サウンドクオリティ、そしてAV機器そのものといえる機能性を持ち合わせたハイスペックかつ多機能な機器というイメージを持つに至った。

 特に、23型ワイドでプライベートルームに適するサイズ感のフルHD対応テレビであり、3波トリプルチューナー+Blu-ray Discドライブ内蔵のかなり高性能志向なHDDレコーダーであり、DTCP-IP対応ネットワーク配信・再生機能もバッチリ実装、YAMAHAサウンドシステムを標準搭載、そしてPCとしての基本機能もまずまずと、豊富な特長を持つモデルであることを考えると「今まであまり意識していなかったが、PCのAV機器はあなどれない」と改めて感心した次第だ。

 さて、ここまでは全体的な第一印象のチェックにとどめたが、次回からはよりAV機能に的を絞り、詳細検証をしてみたい。

(続く)


NEC Direct(NECダイレクト)




「LaVie Z&LaVie G タイプZロードテスト」バックナンバー

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月23日 更新
  1. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  2. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  3. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  4. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  5. 実家に眠るVHSとCD、帰省中にデジタルで残すには? PC不要のビデオキャプチャーとCDレコーダーが使える! (2026年10月21日)
  6. 「iPhone Duo」は開けばiPad、閉じればiPhone? いいえ「別ジャンル」です──使うと見えてくる、Appleが考える「フォルダブルスマホ」の流儀 (2026年10月21日)
  7. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  8. アイオー、テレビ録画用HDD計4シリーズの新モデルを発売 (2026年10月21日)
  9. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー