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» 2010年12月27日 15時42分 UPDATE

写真で解説する「GALAPAGOS 003SH」(ソフトウェア編) (1/2)

ソフトバンクのシャープ製Android第1号機として発売された「GALAPAGOS 003SH」は、ホーム画面やカメラ、アドレス帳などに独自のUIを採用している。そのあたりの使い勝手も含めて、中身を見ていこう。

[田中聡,ITmedia]

 12月17日に発売されたソフトバンクの「GALAPAGOS 003SH」は、Android 2.2を搭載したシャープ製のスマートフォン。シャープが展開するコンテンツプラットフォーム「GALAPAGOS」を製品名に冠しており、ワンセグやおサイフケータイなど日本独自の機能はもちろん、ユーザーインタフェース(UI)にもシャープならではの作り込みが施されている。ソフトウェア編では、ホーム画面や独自UI「TapFlow UI」などを中心に見ていこう。

photophoto シャープ製の「GALAPAGOS 003SH」

工夫されているホーム画面のUI

 003SHのホーム画面は、左右にフリックするとページが切り替わるおなじみのタイプで、10ページまで増やせる。ピンチイン操作をするか、画面右下のアイコンをタップすると、サムネイルが表示される。サムネイル画面でドラッグをするとページを入れ替えられるので、フレキシブルな操作が可能だ。さらに、画面下にあるページを示す点をタップすると、サムネイルがフキダシ状に現れ、このフキダシをタップするとそのページに瞬時に移動する。

 画面左下のアイコンをタップすると、メニュー画面が現れる。この一覧画面も左右にフリックするとページが切り替わる。このメニュー画面も、ピンチインをするか、画面右下のアイコンをタップすることでサムネイルが表示され、ページの入れ替えもできる。このあたりはホーム画面と同じ感覚で違和感なく操作できる。

 さらに気が利いていると感じたのが、一覧の各ページに名前を付けられること。初期状態では「基本機能」「カメラ/AV機能」「サービス・コミュニケーション」「ツール1」「ツール2」「ゲーム」の名前が各ページに付けられており、プリインストールされているアプリがこれらのジャンルごとに分類されている。ダウンロードしたアプリが増えると目的のアプリが探しにくくなるが、ジャンルごとに整理すると簡単に探せそうだ。各アプリの配置も変更できる。また、メニュー画面でアプリをロングタッチして「アプリ管理」へドロップすると、アンインストールや外部メモリへのコピーが簡単にできるのも便利だ。

 動作速度はおおむね良好で、サムネイルの切り替わりもスムーズだった。操作感についてはこちらの動画記事を参考にしてほしい。

photophotophotophotophoto 初期状態のホーム画面。右下の9面体のアイコンからサムネイル表示、一番右下のアイコンから起動中のアプリ一覧の表示、一番左下のアイコンからメニュー画面の表示が可能
photophotophotophotophotophoto 初期状態のメニュー画面。「ゲーム」の項目にはまだアプリはない
photophotophoto ピンチインをするか、画面右下のアイコンに触れると、ホーム画面(写真=左)とメニュー画面(写真=中、右)がサムネイルで表示される。ページをドラッグして入れ替えることも可能だ
photophotophotophoto ホーム画面を長押しすると、ショートカットやウィジェットの追加、壁紙変更などのサブメニューが現れる(写真=左端)。メニュー画面でアプリをロングタッチすると、画面下部に「ホームに追加」「他ページに移動」「アプリ管理」の項目が表示され、いずれかにアイコンをドロップすると、その後の画面に切り替わる。ホーム画面にショートカットを起きたければ「ホームに追加」にドロップすればよい(写真=左中)。「アプリ管理」にドロップすると、アプリのアンインストールや外部メモリへの移動が簡単にできる(写真=右中)。「他ページに移動」にドロップすると、メニュー画面の他のページにアプリを移動させられる(写真=右端)
photophotophotophoto アプリをホーム画面に置こうとすると、すでにウィジェットやショートカットが置かれているところは白く表示される(写真=左端)。ステータスバーからマナーモードやベールビューの設定ができる(写真=左中)。ホーム画面とメニュー画面の下部をなぞると、各ページのサムネイルが表示される。ここで指を離してサムネイルをタップすると、そのページにジャンプする(写真=右中)。ホームボタンを長押しするか、画面右下のアイコンをタップすると、起動中のアプリ一覧が現れる。各アイコンの「×」をタップするとアプリが終了する(写真=左端)
photophotophotophoto オリジナルのライブ壁紙として、画面に触れると花火が上がる「Fireworks」、曇っているところに触れると曇が取れる「Snow Sence」、画面に触れると白戸家のお父さんがしゃべる「お父さんライブ壁紙3D」をプリセットしている

サブメニューとビジュアルにこだわった「TapFlow UI」

 カメラは「LYNX 3D SH-03C」「IS03」と同じく960万画素CCDを搭載しているが、UIは003SH独自のTapFlow UIを採用している。撮影画面左下のアイコンをタップすると、よく利用する設定が大きく表示される。サブメニューの各項目には分かりやすいアイコンが使われているのでタップしやすい。「All Menu」から通常のサブメニューを表示することも可能だ。任意のポイントをタップしてピントを合わせられるほか、1度ピントを合わせた被写体を追尾するチェイスフォーカスにも対応している。SH-03Cと同じく、カメラを構えながら端末を動かすことで3D画像を撮影でき、通常の2Dで撮った画像を3Dに変換することも可能だ。

photophotophotophoto カメラの撮影画面。左下の四角形が重なったアイコンをタップすると、よく使うメニューが表示される(写真=左端、左中)。「All Menu」を選ぶと、すべての撮影メニューが現れる(写真=右中)。撮影画面でタッチしたところにピントが合う(写真=右端)
photophotophoto シーンの自動検出にも対応しているほか、手動で設定できる項目も多く用意されている(写真=左、中)。撮影時の「オススメメニュー」もある(写真=右)
photo 端末を傾けるとメニューも横表示になる
photophoto 端末を横に動かしながら3D画像を撮影できる

 TapFlow UIにより、撮影した写真を(個人検出登録した)人物ごと、撮影日や(あらかじめ登録した)イベントごとに表示できるほか、写真に位置情報を付加する設定をしておけば、撮影した場所のタグをマップ上に付けられる。このマップ表示はiPhone(iOS4以降)でもおなじみだ。アドレス帳もビジュアルにこだわり、登録した人物の写真をデータの背景に表示される。また、Twitterとmixiのアカウントを登録してアドレス帳の人物とひも付けると、この2つの更新情報(最新のつぶやき)が表示され、電話発着信とメール送受信履歴とあわせ、人物ごとのコミュニケーション履歴を一括で見られる。

photophotophotophoto アドレス帳では一覧に写真も表示される(写真=左端)。登録したデータのメールやmixiなどの履歴が一覧表示される(写真=左中)。登録した写真が各データの背景に出るのも003SHならでは(写真=右中)。音声とメール着信の詳細な設定も可能。登録した名前からGoogle検索できるボタンがあるのも面白い(写真=右端)
photophoto 「ピクチャー(3D対応)」ウィジェットには直近で撮影した写真のサムネイルが表示される(写真=左)。このウィジェットにアクセスすると、「すべて」「人物」「イベント」「地図」ごとに写真が表示される。「すべて」では人物の写真が大きく表示される傾向にある(写真=右)
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