連載
» 2013年06月12日 20時42分 UPDATE

荻窪圭のiPhoneカメラ講座:第16回 iPhone 5ケース「KLYP」+三脚を使って夜景を撮る

マンフロット社の「KLYP(クリップ)」はけっこう気に入っていて常用している。せっかくなので、夜景も撮りたい。というわけで、いろんな場所で試してみた。あと、KLYPにはLEDライトが同梱されているので、これも使ってみた。

[荻窪圭,ITmedia]

 さて今週も、三脚に取り付けられるマンフロット社のiPhone 5用ケース「KLYP(クリップ)」の話。けっこう気に入って、常用のケースにしております。で、せっかくKLYPを付けたんだから、夜景でも撮るか、ってんで打ち合わせででかけたついでに、いくつか撮ってみたのだ。

KLYP+ミニ三脚で夜景を撮る

 例えば、こんな風に撮る。

photo KLYP+POCKET三脚「MP3-D01」

 iPhone 5+KLYPの下にあるのはマンフロット社のPOCKET三脚「MP3-D01」。先週紹介したポケット三脚の兄貴分。こっちの方がちょっとかさばるけど、その分安定度は高いのでお勧め。

 実はPOCKET三脚のような超小型三脚でも、小さい分狭いスペースがあればのっけられるから、こんなふうに使えば問題なかったりするのである。

 撮ったのがこれ。HDRで撮影。

photo

 6月の19時なので、日没下とはいえ、まだほんのり明るい時間。でも写真的にはかなりシャッタースピードが落ちるので、気軽に撮るとブレちゃうという魔の時間帯なのだ。そういうときは三脚が便利。HDRで撮るとホームも白飛びしないで済む。逆にわざとトバしたいときはHDRオフにするといい。

photophoto 左がHDRオフ、右がHDRオン

 両者の違いはホームの様子に現れるのだ。HDRをオンにするとホームが白飛びしない。でもこの場合、オフにして白飛びさせちゃった方が、夜空やビルの暗さとホームの明るさの対比がくっきり出ていい。わたしならオフの方を選ぶかな。

 明暗がはっきりしてるときは、どっちかに焦点を絞るといい。

 例えばこんなシーン。下半分が超明るくて、上半分はライトアップもされてないので、すげー暗い。HDRを使ってなんとか合わせてもいいけど、どっちかに合わせた方がメリハリが出る。やり方は簡単で、要するに合わせたい方にタップすればいいのだ。

 地下の明るいフロアをタップして撮るとこうなる。

photo

 地上の暗い方をタップして撮るとこうなる。

photo

 こっちの方が面白いかな。ライトアップひとつされてない聖堂もちゃんと写っていて対比が面白い。夜景ってメチャ暗いところと、メチャ明るいところが混在するから、どっちを重視するかで雰囲気が大きく変わるのだ。

 テーブルのような広いスペースがあれば、もうちょっとしっかりした三脚が使える。バッグから三脚を出して、カシャッとはめるだけなのもいい。

photo

 このサイズのものならバッグに入れておいてもあまり負担にならないし。で、撮る。

photo

 三脚があると、手ブレの心配がいらないのが一番のメリットですわ。縦位置にセットした写真が続いたけど、横位置でも大丈夫です。一応。ただ、三脚用アダプターが端についているので、縦位置の方が安定させやすいというのはあるけど、縦と横の切り替えは、ケースを三脚から外してつけかえるだけなので簡単である。

 お次も、手すりに三脚を上手に載せて撮った夜写真。けっこう撮れるのだ。

photo

 左端が紫になっちゃったのは……単なるiPhone 5の欠点。これが出ないように構図を調整すればいいんだけど、今回は聖堂がきれいに見える角度を優先したので、ってことでご勘弁を。みなさんも夜のiPhoneをお楽しみください。

KLYPにLEDライトを付けてみる

 最後にもうヒトネタ。KLYPのLED付きセットを買うと、24個のLEDがびっしり並んだライトが付いてくる。セットじゃない他社のLEDライトもKLYPに装着できる。外付けのLEDライトは内蔵のライトよりずっと明るいので、照明として使えるのだ。

 こんな感じ。

photo

 取り付け方はいろいろ。KLYPには3箇所アタッチメントが付けられるので、好きなところに付ければOK。

photophoto スタンダードな位置。縦位置だと横にライトが来る(写真=左)。横位置だとこんな感じ(写真=右)
photo お尻に付けてみた。

 お尻に付けると見た目的にはアレだけど、「縦位置で撮りたいけど、ライトとレンズの位置を離したい」というときに、お尻にLEDを付けてiPhoneを逆さに持って撮るって技が使える。

 近距離のものを撮るとき、ライトの位置って大事なので、いろいろと遊べるのはいい。このライトは三脚穴も持っているので、三脚に付けて好きな方向から照らすってのもアリ。まあマンフロットに限らず写真用のLEDライトは三脚穴を持ってるもんである。

photo 三脚に付ければ好きな方向から光を当てられる

 あとは撮るべし。カメラのフラッシュほど明るくはないけど、フラッシュと違って常時点灯してるので、構図も決めやすいし動画にも使えるのが良さかな。照射範囲はあまり広くないので周辺部が黒くなるんだけど、それはそれで印象的な写真になっていいかも。

 暗い部屋で籠の中で丸くなってるうちの猫を撮ってみた。

photo

 今、撮影用LEDライトっていろんなところからいろんなサイズのものが出てるし(でかい方が明るい)、バッテリーで駆動するから持ち歩きもしやすいし、いざというときは懐中電灯として使えるしで、持ってると何かと便利なもの。

 LEDライトを使ってライティングを楽しむって話はまたいずれするかも。なお、iPhone5用KLYPは、6月12日発売であります。単体でもiPhoneケースとしていい感じに使えるし(表面がマット調なので手に持った感じもいい)、カシャッとあれこれ拡張して遊ぶこともできるので、カメラとしていろいろ楽しみたい人はぜひ。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.