レビュー
» 2013年06月24日 18時14分 UPDATE

「dtab」の“ここ”が知りたい:第5回 周辺機器との連携はどこまで“使える”?――「dtab」

1万円を切る価格で買えることで話題のドコモのタブレット「dtab」。“ここ”が知りたいの最終回では、Bluetoothと無線LAN、MHLを使った連携機能を試した。

[小林誠,ITmedia]
photophoto ドコモの10.1インチタブレット「dtab」

質問:ワイヤレスキーボードで入力できる?

 「dtab」はBluetoothのバージョン3.0に対応している。バージョン3.0のプロファイルには、ワイヤレスキーボードと接続する「HID」が含まれているので、当然ワイヤレスキーボードを使うことができる。

 MacやiPadでおなじみの「Apple Wireless Keyboard(JIS)」を使用し、書類の編集や作成に便利なアプリ「OfficeSuiteのプロ7」をインストールして文字を入力したところ、キーボード入力は快適だ。入力時の遅延も特に感じることがなく、使い慣れたワイヤレスキーボードがあるのなら、そのまま使うといいだろう。

 ただしdtabに限らず、ワイヤレスキーボードを使ったタブレットでの文字入力は、タブレットが倒れていると画面が見にくい。dtabには同梱のスタンドがあるので、これを使って画面を立てた状態で文字を入力するといい。dtabで長文を入力するのなら、ワイヤレスキーボード&スタンドをぜひ活用してほしい。

photo Androidタブレットのdtabに、Bluetoothキーボードの「Apple Wireless Keyboard」を接続してもOK

質問:タッチペンの操作性はどう?

 dtabのタッチパネルはタッチ(スタイラス)ペンでも操作が可能だ。ただし複数の手描きが可能なアプリを使ってみたが、アプリによってはスムーズに反応しないこともあった。dtabだけの問題ではなく、アプリによってdtabやタッチペンとの組み合わせで、反応に違いがありそうだ。

 スムーズにイラストが描けたのは、「ペイントロイドFree」アプリとタッチペン「Jot Pro」(販売/プリンストンテクノロジー)を組み合わせた場合。ペンの動きに遅延なく応答している印象で、ストレスなく描ける。

 逆に、手書き日本語入力システム「7notes mazec」では反応が途切れ途切れといった印象。もっと滑らかに文字を書きたいのだが、カクカクした文字になってしまった。直接指で書いたほうが反応も良い。

 タッチペン自体は使えるが、スムーズに使えるか確認するには実際に店頭や、持っている人のdtabで試してみるのが確実だろう。

photophoto スラスラと描くことができたアプリの「ペイントロイドFree」。使用したタッチペンは「Jot Pro」(写真=左)。「7notes mazec」は文字入力自体は問題ないが、「Jot Pro」との組み合わせでは滑らかな書き心地とは言えなかった(写真=右)

HDMI接続でテレビに出力できる?

 dtabは、Micro USB端子を使うことでHDMI接続できる「MHL」に対応している。別売のMHLアダプタを介してHDMIケーブルでテレビと接続することで、dtabの画面をテレビに出力できる。

 MHLアダプターにエレコムの「MPA-MHL005BK」を使って試してみた。dビデオに加えて、ホーム画面や他のアプリ(ゲームなど)もテレビに出力できるが、HDMIケーブルを使った有線接続であること、アダプタがdtabに付いているのでゲームの操作のときはわずらわしい。

photo MHLで接続したdtabとテレビ。dtabのホーム画面がテレビにも表示されている

DLNA、DTCP-IPは使える?

 dtabはDLNAに対応し、コピー防止のDTCP-IPもサポートしているため、自宅の無線LANに接続すれば、レコーダーに録画したテレビの録画番組をdtabで見ることが可能だ。また逆にテレビでdtab内の動画、画像、音楽を見ることもできる。

 アプリとしてDLNAに対応した家電連携アプリ「Twonky」のアイコンが最初からあるので、これをタップして「Twonky Beam」をインストール。あとは画面に従い「マイデバイス」をチェックすれば、家庭内のレコーダーなどを確認できる。

 ソニー・コンピュータエンタテインメントの「nasne」を使ったところ、nasne内の録画番組を視聴するのはもちろん、ムーブしてdtabに保存することもできた。nasneには現在放映中の番組をタブレットでもそのまま視聴できる「ライブチューナ機能」という機能がある。これも画面が表示されるまでに若干時間がかかるものの、こちらも視聴できた。

 一方、dtabの動画、画像、音楽をテレビに送る場合、Twonkyに対応しているTEDなどの動画はテレビで見ることができたが、dビデオは残念ながら対応していない。しかしdミュージックで購入した楽曲や、ミュージックビデオの再生は可能だ。もちろん画像をテレビで見ることもできる。家族で見たい場合は、dtabだけでなくテレビを活用するのも面白そうだ。

photophoto Twonky Beamでレコーダーの録画番組を確認した画面。「BEAM」で視聴可能。その右隣のアイコンが「ムーブ」で、dtabへ番組を保存できる(写真=左)。こちらはテレビへ動画を送る画面。サムネイルにdビデオからダウンロードした海外ドラマ「CHUCK」があるものの、これは再生できない。ただしdミュージックで購入した右の華原朋美のミュージックビデオ「夢やぶれて」はテレビで見ることができた(写真=右)

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.