ドコモの「dtab」はOSにAndroidを採用したタブレットだが、ホーム画面はほかのAndroidタブレットとは異なり、ドコモのサービスが並ぶ、dtab独自のものになっている。トップ画面にはdマーケットのオススメ情報が表示され、右側にdビデオなどのサービスが並んでいる。
このドコモサービスが並ぶ画面はdocomo IDを取得していなくても表示される。ただし圏外の場合はその旨が表示され、画面も更新されない。アプリのショートカットアイコンが並ぶ画面は、フリックすれば表示できるが、この場合もサイドにドコモのサービスが並ぶ。
ドコモの各サービスを選択すると、docomo IDのログイン画面に切り替わり、ドコモのスマホに付加されているdocomo IDでログインする。ログインできないと、それ以上サービスを利用できない。
ただしdビデオ、dアニメストア、dアプリ&レビュー、dクリエイターズについてはdocomo IDでログインをしなくても、各サービスのトップページ、配信している作品の概要などを確認できる。またdビデオのBeeTV内にある無料番組は、docomoIDでログインしなくても視聴できる。dtab購入後に各サービスに契約したい人(ドコモユーザーに限られるが)は、お試し感覚で使ってみるといいかもしれない。
docomo IDでログインすれば各サービスのページに移るが、一部サービスは別途有料で契約する必要がある。各サービスの概要は下記の通り。
サイドメニューの下には、アプリメニュー(アプリトレイ)を開くアイコンとGoogle Playのアイコンがあり、Google Playも利用可能だ。アプリメニューを開くとdocomo Palette UIの画面になり、内蔵アプリを選べる。カメラやGoogleの各種サービス、設定が並び、Google Playで入手したアプリも「ダウンロード」のカテゴリーに配置される。
独自のホーム画面を採用しているdtabだが、ホーム画面のカスタマイズも可能だ。初期設定のホーム画面は、ホーム画面の空いている場所を長押しすればOK。壁紙の変更やウィジェットの追加、ページを増やすことができる。アプリのアイコンを追加したい場合は、アプリメニューでアイコンを長押しすれば追加できる。
ただしこれではドコモのサービスが並ぶことに変わりない。ドコモユーザー以外がdtabを購入した場合など、外したいユーザーもいるだろう。その場合はGoogle Playからホームアプリをインストールし、変更すればよい。
ステータス部分は、ほかの10インチクラスのAndroidタブレットと同じ。画面右下をタップすると開くことができる。機内モードや無線LAN、Bluetoothなどのオン/オフができる7個の通知パネルが並び、その上に音響技術の「Dolby Digital Plus」用のアイコン(音楽/映画用の設定が可能)、設定へのショートカットアイコンがある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.