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» 2013年10月10日 11時26分 UPDATE

スリートップならぬ“おススメ機種”を用意:下り最大150Mbpsに3日間長持ちバッテリー、ドラクエコラボなど――ドコモが2013-2014冬春モデルを発表

ドコモが2013年冬・2014年春向け新モデルを発表。スマートフォン10機種、タブレット1機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルWi-Fiルーター2機種などを10月中旬から順次発売する。

[平賀洋一,ITmedia]

 NTTドコモは10月10日、2013年冬と2014年春向け新モデルを発表した。内容は、スマートフォン10機種とタブレット1機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルWi-Fiルーター2機種、デジタルフォトパネル1機種、リストバンド型の健康支援デバイス1機種の計17機種。このほか、発売済みフィーチャーフォンに新色1モデルを追加する。

photo 上段左から、AQUOS PHONE ZETA SH-01F、SH-01F DRAGON QUEST、ARROWS NX F-01F、G2 L-01F、Xperia Z1 f SO-02F、Xperia Z1 SO-01F。下段左から、GALAXY Note 3 SC-01F、GALAXY J SC-02F、AQUOS PHONE EX SH-02F、Disney Mobile on docomo F-03F、スマートフォン for ジュニア2 SH-03F

 この冬春モデルでは、スマホの全機種が実使用時間50時間以上の省エネ性能を持ち、さらに一部の機種を除いて1.7GHz帯のサポートによる下り最大150Mbpsの「Xi」(LTE)通信に対応した。ほとんどが米Qualcomm製の最新プロセッサーSnapdragon 800シリーズを採用しており、スペックの向上と同時にLTEモデムのワンチップ化による省電力性アップも果たした。

 夏モデルでは重点的に販売する機種を絞る「ツートップ」戦略が大いに話題となったが、今回は端末バリエーションの豊富さを訴求する方針。実用性の底上げを図ると同時に、コンパクトモデルやコラボレートモデルなどをラインアップに追加し、ユーザーの選択肢に幅を持たせたのも特徴だ。

photophoto 富士通・シャープ・ソニーモバイル製の“おススメ”機種(写真=左)。左から、ゲストの石原さとみさん、NTTドコモ代表取締役社長の加藤薫氏、渡辺謙さん、堀北真希さん(写真=右)
photophoto 1.7GHz帯を加えた“クアッドバンドLTE”がドコモの強み(写真=左)。100Mbps超のXiサービスを全国へ拡大する(写真=右)
photophoto 東名阪エリアでは下り最大150Mbpsのサービスを順次提供(写真=左)。年内をめどに、山手線全駅を“150Mbps”に対応させる(写真=右)
photo ファッションECサイトの「d fashion」や旅の総合サポートサービス「dトラベル」など、ユーザーの生活に密着したサービスも充実させる

 中でも、バッテリー持ち/日本独自機能/コンパクトサイズという視点で注目したいのが、進化したIGZOディスプレイと新開発のグリップマジックを搭載するシャープ製の「AQUOS PHONE ZETA SH-01F」、シリーズ最大となる容量3200mAhのバッテリーと商品電力を最大50%カットするというWhiteMagicディスプレイを搭載した富士通製の「ARROWS NX F-01F」、そして、話題のグローバルモデル「Xperia Z1」のスペックはそのままに、4.3インチと扱いやすいサイズに凝縮した「Xperia Z1 f SO-02F」の3機種。これらは冬の「おススメ機種」としてピックアップされている。ただし、ツートップのような機種を限定した積極的な販売支援策は行なわないようだ。

photo 「GALAXY Gear」

 幅広いニーズに応える機種に対し、いわゆる“指名買い”のためのハイスペックなグローバルモデルが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製の「Xperia Z1 SO-01F」、Samsung電子製の「GALAXY Note 3 SC-01F」、LGエレクトロニクス製の「G2 L-01F」だ。またGALAXY Note 3と組み合わせて使う、腕時計型のコンパニオン端末「GALAXY Gear」も、ドコモが販売する。

 このほか、Samsung電子が日本専用モデルとして開発した「GALAXY J SC-02F」、4.5インチでフルHDのIGZOディスプレイを搭載したコンパクトなプレミアムモデル「AQUOS PHONE EX SH-02F」(シャープ製)、カラフルボディでコンテンツを充実させた「Disney Mobile on docomo F-03F」(富士通製)を用意。そして、SH-01Fをベースに、国民的人気RPGの「ドラゴンクエスト」シリーズとコラボレートした「SH-01F DRAGON QUEST」も年内に限定発売する。

 シャープ製の「スマートフォン for ジュニア2 SH-03F」は、2月に発売された「スマートフォン for ジュニア SH-05E」のマイナーチェンジモデル。基本的なスペックは変わらないが、SH-03Fは無線LANに対応したことで、よりスマホらしく使えるようになった。

photophoto 「Wi-Fi STATION L-02F」(写真=左)と「Wi-Fi STATION HW-01F」(写真=右)
photo 「ARROWS Tab F-02F」

 ドコモの高速通信を訴求するのはスマホだけでなく、新たに「Wi-Fi STATION」というブランドを付けたモバイルWi-Fiルーターも、下り最大150MbpsのXiに対応する。LGエレクトロニクス製の「L-02F」は3インチのタッチパネルディスプレイで操作でき、卓上ホルダも付属。よりコンパクトで手軽に使えるHuawei製の「HW-01F」もタッチパネル操作に対応した。10.1インチでワイドQXGA(2560×1600ピクセル)表示の高精細な液晶ディスプレイを搭載する防水タブレットの「ARROWS Tab F-02F」も下り最大150Mbpsをサポートする。

photophoto 「フォトパネル 06」(写真=左)と健康管理デバイス「ムーヴバンド」(写真=右)

 さらに、タッチパネル操作が可能になり、REGZAブランドも冠した9インチ フルVGA液晶搭載の「フォトパネル 06」と、ドコモケータイの新機種として「P-01F」(パナソニックモバイルコミュニケーションズ製)と「N-01F」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)も発表。夏モデルとして登場したシャープ製の「SH-03E」には、新色の“Light Blue”が追加された。

photo ドコモケータイの新機種である「P-01F」(写真=左)と「N-01F」(写真=中央)。そして「SH-03E」に追加された新色のLight Blue(写真=右)
2013年冬2014年春モデルの主な特徴
シリーズ 機種名 特徴 詳細記事 写真記事
ドコモスマートフォン AQUOS PHONE ZETA SH-01F 「余裕で3日間使えること」をうたうシャープ製スマホ。5インチフルHD表示のIGZOディスプレイは動画再生時でも高い省電力性を誇る。バッテリー容量は3000mAh。夜景に明るいF1.9のレンズと高速オートフォーカスカメラ、端末を握って操作する新開発のグリップマジックを搭載した。11月上旬発売予定。 詳細 写真記事
SH-01F DRAGON QUEST AQUOS PHONE ZETA SH-01Fをベースに、人気RPGシリーズ「ドラゴンクエスト」とコラボレートしたシャープ製のスマートフォン。Android版「ドラゴンクエストVIII」を初めてプリインストールしたほか、ドラクエ関連のコンテンツやアプリも満載した。ボディはメタルスライムをイメージしたカラーリング。販売台数3万台の限定モデル。12月上旬発売予定。 詳細
ARROWS NX F-01F 冬モデルでは最大の容量3200mAhバッテリーと省電力性に優れるWhiteMagicディスプレイを搭載し、3日以上の実使用時間を誇る富士通製スマホ。ディスプレイサイズは5インチフルHD。1310万画素カメラはオートフォーカスも高速になり、UIもシンプルになった。10月24日発売予定。 詳細 写真記事
Xperia Z1 f SO-02F 4.3インチのHD表示「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載したソニーモバイル製のハイスペックスマホ。話題のグローバルモデル「Xperia Z1」をコンパクトサイズに凝縮。F2.0の「Gレンズ」を備えた20.7Mカメラや、61枚連写のタイムシフト連写などをしっかり搭載している。12月下旬の発売予定。 詳細 写真記事
Xperia Z1 SO-01F 人気のソニーモバイル製グローバルモデル「Xperia Z」の後継モデル。Exmor RS for mobileとBIONZ for mobile、F2.0の「Gレンズ」を採用したカメラは、61枚連写のタイムシフト連写など機能も充実。アルミフレームを使った防水防塵ボディはやや丸みを帯びたフォルムになり、持ちやすさもアップした。10月24日発売予定。 詳細 写真記事
GALAXY Note 3 SC-01F 5.7インチのフルHD有機ELを搭載したSamsung電子製Android。手書き用スタイラスの「Sペン」も進化し、より直感的な操作が可能に。またメモ関連の機能も豊富になった。腕時計型のコンパニオン端末「GALAXY Gear」もドコモが取り扱う。10月17日発売。 詳細 写真記事
GALAXY J SC-02F Samsung電子が日本市場向けに開発したスタイリッシュなモデル。アクセサリー感覚で持てるポップなカラーリングのボディに5インチフルHDの有機ELを搭載した。Android 4.3や3GバイトRAMの採用など、スペックも高い。10月下旬の発売予定。 詳細 写真記事
G2 L-01F LGエレクトロニクスのグローバルモデル「LG G2」に、ワンセグやおサイフケータイを搭載してドコモ仕様にしたハイスペックモデル。Xiの下り最大速度は112.5Mbpsにとどまる。1320万画素のメインカメラは光学式手ブレ補正に対応した。10月11日発売。 詳細 写真記事
AQUOS PHONE EX SH-02F 4.5インチと扱いやすいサイズのIGZOディスプレイを搭載したシャープ製Android。コンパクトながら解像度はフルHDで高精細なコンテンツを表示できる。防水ボディに個性が光るイルミネーションを搭載した。2014年1月発売予定。 詳細
Disney Mobile on docomo F-03F ドコモとディズニーのコラボスマホ第5弾。パール仕上げで華やかな印象を与えるボディは、ビビットな3色カラーをそろえた。ディズニーキャラクターを自分好みにデザインできるライブ壁紙など、オリジナルコンテンツも充実している。12月中旬発売予定。 詳細 写真記事
ドコモ キッズ・ジュニア スマートフォン for ジュニア2 SH-03F 小学生高学年を想定したスマートフォン入門機。端末の使用時間や起動できるアプリを保護者が制限できる。2では要望の多かったWi-Fi接続に対応した。2014年2月発売予定。 詳細
モバイルWi-Fiルーター Wi-Fi STATION L-02F 下り最大150MbpsのXiに対応したLG製のモバイルWi-Fiルーター。3インチのタッチパネルを使って端末単体で細かな設定が行なえる。有線LANポート付きの卓上ホルダを同梱し、宅内では5GHz帯の使用もサポート。モバイルバッテリー機能も備えた。2014年2月発売予定。 詳細
Wi-Fi STATION HW-01F 下り最大150MbpsのXiに対応したHuawei製のモバイルWi-Fiルーター。本体の2.4インタッチパネルディスプレイでPCレスでもさまざまな設定が行える。カラーバリエーションはOrangeとWhiteの2色を用意する。3月発売予定。 詳細
ドコモタブレット ARROWS Tab F-02F 10.1インチディスプレイを搭載した富士通製のAndroidタブレット。OSはAndroid 4.2。フルセグ放送の視聴と録画に対応した。防水ボディに9600mAhの大容量バッテリーを内蔵するものの、重さ約510グラムと軽量なのが特徴。通信面では下り最大150MbpsのXiをサポートする。12月上旬発売予定。 詳細
デジタルフォトフレーム フォトパネル 06 ドコモ初のタッチパネル操作に対応した東芝製のデジタルフォトフレーム。9インチのフルVGA液晶は「REGZA」の開発陣によるチューニングが施され、テレビと同様の鮮やかさで映像や写真を表示する。ダイバーシティーアンテナ内蔵で、ワンセグだけでなくフルセグの視聴にも対応。さらにFOMAとWi-Fiの通信もサポートする。12月上旬発売。 詳細
ドコモケータイ P-01F 人気のパナソニックモバイル製フィーチャーフォンに、ワイヤレスのハンズフリー通話が行えるBluetooth機能を追加。コンパクトな防水ボディに約3.4インチの大型液晶を搭載し、“P”おなじみのワンプッシュオープンボタンも継承した、シンプルケータイ。11月上旬発売予定。 詳細
N-01F 容量1010mAhのバッテリーと進化した省電力機能で、連続待受800時間を誇るNECカシオ製の防水ケータイ。液晶は3.4インチに大型化したほか、振動量がアップしたバイブで大事な着信も逃さない。11月下旬予定。 詳細
SH-03E(新色追加) 手になじむ幅49ミリのボディに高性能なプロセッサーや基本機能を備えたシャープ製防水ケータイ。キートップは中央が盛り上がったアークリッジキーで文字入力のしやすさも特徴。防犯ブザー機能や機能の利用制限ができる親子モードを備えた。新色のLight Blueは11月下旬の発売予定。 詳細

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