PVJapan2014

Top Story

自然エネルギー:

ハンファQセルズジャパンは、太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2014」において、開発中の太陽電池モジュールやHEMSを展示した。太陽電池セルや太陽電池モジュールの製造、販売にとどまらず、HEMSを通じた制御にも乗り出した形だ。

(2014年8月12日)
蓄電・発電機器:

クアトロエジャパンは太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2014」(2014年7月30日〜8月1日、東京ビッグサイト)において「放水冷モジュール」を展示した。温度低下による変換効率向上と、汚れの防止を狙う。青みがめだたない多結晶シリコン品も見せた。

(2014年8月7日)
蓄電・発電機器:

太陽誘電は太陽光発電所向けの遠隔監視システムを太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2014」(2014年7月30日〜8月1日、東京ビッグサイト)で展示した。配線工事を必要とせず、ストリング単位で電流と電圧を検知できることが特徴だ。

(2014年8月6日)
蓄電・発電機器:

安川電機では「PV Japan 2014」で、GaN(窒化ガリウム)パワー半導体を採用した家庭用屋内設置向けのパワーコンディショナーを展示した。世界でもいち早くGaNを採用したという「名」よりも、高効率で安価な主力製品としての「実」をとる。

(2014年8月6日)
蓄電・発電機器:

NECネッツエスアイは太陽光発電システムの遠隔監視・保守サービスを2014年9月から開始する。「SOKODES」と呼ぶ装置を発電所の接続箱内に装着し、断線(故障)位置を正確に検出することが特徴だ。

(2014年8月5日)
自然エネルギー:

茂山組は太陽光発電に関する総合イベント「PV Japan 2014」(2014年7月30日〜8月1日、東京ビッグサイト)において、太陽光発電システム用のアルミニウム製架台を複数見せた。農地用架台や追尾式架台などがあり、さまざまな工夫を凝らしていた。

(2014年8月5日)
蓄電・発電機器:

三菱電機は2014年11月以降に順次発売を開始する住宅用パワーコンディショナーを「PV Japan 2014」で展示した。高性能な半導体である「SiC」を採用したモデルが注目を集めていたが、それ以外にも多数の工夫が凝らされていた。

(2014年8月1日)
自然エネルギー:

NTTスマイルエナジーは2014年7月29日、太陽光発電の普及を促す取り組み「ご縁ソーラープロジェクト」の案件募集を開始したと発表した。設備認定を取得後、事業化が止まっている太陽光発電所の案件を集める。投資規模は5億円。1カ月間、2014年8月31日まで全国から案件を募集する。

(2014年7月31日)
蓄電・発電機器:

エクソルとファースト・ソーラー・ジャパンは2014年7月、太陽電池モジュールについて年間100MWを目標とした供給取引契約を結んだことを発表した。国内に大量導入されたことがない「CdTe薄膜太陽電池」を扱う。高温や影に強い特性があり、従来の太陽電池の強敵となりうる能力を秘めている。

(2014年7月31日)

太陽光ニュース

和田憲一郎が語るエネルギーの近未来(3):

家とクルマを結ぶ電力のやりとりは、これまで限定的だったといえる。しかし、ここにきて大きな進展があった。V2H(Vehicle to Home)と呼ばれる電気自動車(EV)と家とをつなぐ技術に、著しい改良が加わったからだ。今回、先陣を切った住宅メーカーと機器を供給する製品メーカーに、V2Hの開発状況や将来の展開を聞いた。

(2014年7月31日)
電力供給サービス:

九州電力は長崎県と鹿児島県の離島6島を対象に、太陽光や風力による発電設備の接続申し込みを約1年間にわたって保留することを決めた。島内の主力電源である内燃力発電所の最低出力を確保するためで、離島における再生可能エネルギーの普及に大きなブレーキがかかることは確実だ。

(2014年7月30日)
自然エネルギー:

ソーラーフロンティアは2014年7月、岩手県平泉町に出力13MWの大規模太陽光発電所を建設すると発表した。2016年の完成を予定する。世界遺産と共存できる発電所なのだという。

(2014年7月30日)
自然エネルギー:

自然電力は2014年7月、食肉工場跡地を利用した太陽光発電所「秋田大館自然電力太陽光発電所」の建設を開始した。2014年12月には出力2.19MWの発電所が完成する予定だ。

(2014年7月28日)
自然エネルギー:

ケン・コーポレーションは2014年7月23日、東京電力管内で合計68MWのメガソーラーを建設すると発表した。対象は北関東の3県だ。既に33MW分の建設に着手している。

(2014年7月25日)
スマートシティ:

岡山県で人口が最も少ない美作市に、発電能力が41MWの巨大なメガソーラーを建設するプロジェクトが進んでいる。122万平方メートルに及ぶゴルフ場の跡地に13万枚を超える太陽光パネルを設置して、1万2500世帯分の電力を供給する計画だ。運転開始は2016年3月を予定している。

(2014年7月24日)
自然エネルギー:

1857年に日本で初めて鉄鉱石の製錬を開始した岩手県の「釜石鉱山」だが、現在は地下から湧き出るミネラルウォーターの生産地になっている。鉱山の地表部分に残る5万平方メートルの土地にメガソーラーを建設する計画が始まった。2MWの発電規模で12月に運転を開始する予定だ。

(2014年7月22日)
自然エネルギー:

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2014年7月、太陽光発電システムの改善に役立つ21のプロジェクトを開始すると発表した。システムの寿命を延ばす、太陽熱を電力と併せて利用する、リサイクルを効率化するなどの取り組みだ。太陽電池の変換効率向上や製造コスト低減ではなく、システム全体の効率、コストに着眼した。

(2014年7月18日)
スマートショップ:

実質的なエネルギー消費量をゼロにする「ネット・ゼロ・エネルギー」の取り組みが銀行の店舗でも始まった。滋賀銀行は2015年6月にオープンする新しい店舗に各種の省エネ設備と太陽光発電を導入して、ネット・ゼロ・エネルギー(CO2排出量ゼロ)を実現する計画だ。

(2014年7月18日)
自然エネルギー:

全国の自治体で下水処理場に再生可能エネルギーを導入する動きが活発になっている。沖縄県は本島に4カ所ある浄化センターのうち2カ所で発電プロジェクトを開始する。下水の処理で発生する消化ガスを使って発電するほか、1カ所では太陽光発電も実施する計画だ。2016年の運転開始を目指す。

(2014年7月18日)
自然エネルギー:

リコーは2014年7月、銀座4丁目交差点にある広告塔を自然エネルギーだけで賄う計画を発表した。太陽光発電と風力発電を蓄電池と組み合わせる。

(2014年7月17日)
スマートファクトリ:

国内最大82MWのメガソーラーがある大分臨海工業地帯で新たに大規模な開発計画が動き出した。三井造船の事業所の敷地内に、すでに稼働中の17MWの隣に45MWのメガソーラーを建設する。8月に着工して、2016年3月に運転を開始する予定だ。年間の発電量は1万4000世帯分を超える。

(2014年7月17日)
スマートハウス:

2011年から奈良県で始まったスマートハウスの居住実験で、燃料電池と太陽電池、さらに蓄電池か電気自動車を組み合わせた「3電池住宅」の導入効果がまとまった。家族4人が生活した結果、電気自動車を利用した場合でも年間の電力購入量は82%削減できて、光熱費は31万円も少なくなった。

(2014年7月16日)
スマートシティ:

大阪湾周辺の自治体から出る廃棄物の最終処分場に巨大なメガソーラーが完成した。ソフトバンクグループのSBエナジーが三井物産・京セラグループと共同で建設したもので、19.6MWの発電能力で一般家庭5700世帯分の電力を供給する。大阪府は20年間に土地の賃貸収入として約18億円を得る。

(2014年7月16日)
PV Japan 2014 開催直前情報:

「PV Japan 2014」におけるLooopのテーマは「自然エネルギーを、もっと自由に」だ。さまざまな規模の太陽光発電所を作り上げる事ができる「MY発電所キット」という仕組みを生かして、低圧向け、高圧向け、農業との共存などをうたう製品を展示する。管理・運営に役立つソリューションサービス「まもるーぷ」も見せる。

(2014年7月15日)

製品・サービスニュース

蓄電・発電機器:

オムロンは、太陽光発電システム向けの地絡過電圧継電器(OVGR)の新製品3モデルを2014年10月に発売する。太陽光発電システムの設計が容易になり、部品コストを低減できる。2015年4月に導入される新規制に対応することで運用・保安コストの削減にも結び付く。

(2014年7月29日)
自然エネルギー:

太陽光発電システムを開発・販売するLooopは2014年7月28日、太陽光発電所の遠隔監視と保守管理、損害保険という3つのサービスを組み合わせた「まもるーぷ」を発表した。出力が200kWの場合のサービス料金は年間88万円。

(2014年7月28日)
電力供給サービス:

カナダ企業の国内法人であるSolar Power Networkは、新潟県を中心に全国でホームセンターを展開するコメリから14カ所の屋根を借り、合計出力12MWの発電を始める。積雪量が多い地域の店舗を対象とするため、積雪を監視し、雪下ろしを含んだサービスとした。

(2014年7月23日)
自然エネルギー:

オリックスは2014年7月、三菱化学物流の倉庫7棟の屋根を賃借し、出力2.5MWの太陽光発電所の運転を開始したと発表した。同社は全国148カ所で、屋根を利用した太陽光発電を計画しており、合計出力は68.9MWに達する。

(2014年7月22日)
自然エネルギー:

ドイツのシンクタンクIWRは2014年7月、電力の輸出入による差益が2013年に19億5000万ユーロに達したと発表した。興味深いのは、1kWh当たりの輸出単価が輸入単価を上回ったことである。

(2014年7月22日)
エネルギー管理:

ファインウッズは2014年7月、太陽光発電システム用の遠隔監視システムを発売した。携帯電話用のSIMを利用して、通信料金を抑えており、導入費用は20万円以下である。

(2014年7月15日)