ミルモと電通は、スマートフォンとタブレット向けコンテンツ配信プラットフォーム「ROTA2U」の提供を7月1日に開始する。
ROTA2Uには、ミルモのコンテンツ配信システム「ROTA」と、電通の許諾コード方式「DRPC」をベースに、Microsoftのデジタル著作権保護技術「PlayReady」とクラウドアプリケーションプラットフォーム「Microsoft Windows Azure Platform」が組み込まれている。7月1日から、ROTA2Uを利用するコンテンツプロバイダーが、AndroidやWindows Phoneなどのスマートフォン向けに、著作権保護に対応した音楽や動画などのコンテンツ配信サービスを順次開始する。
ROTA2Uでは、コンテンツの権利情報を管理・保護しながらスマートフォンやタブレット、PCなどの複数のデバイス上で、コンテンツの購入や管理・再生が可能とする「マルチOS」「マルチデバイス」「マルチユース」といった特長を持つ。
あわせて、ROTA2Uを採用したAndroid向け音楽と動画再生プレーヤー「media2U」(無料)アプリも提供。NTTドコモの「AQUOS PHONE SH-12C」には「SH media2U」をプリインストールする。SH media2Uは、SH-12Cの3D機能に対応し、3Dで視聴できる映画予告編やアーティストのインタビュー映像などを配信する。
今後、media2Uは、AndroidだけでなくWindows Phone、Windows、Mac OSなどに対応デバイスを拡大していく予定だ。
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