では面白いので次の写真。もうちょっと凝った補正をしてみよう。
夕刻の雪の日本庭園。暗い上に雪が青白い。もうちょっと庭園の様子が分かるようにできないものか。
「透明」っていうと何がなんだかわからないけど、英語では「Clarity」。「透明」って意味もあるけど、デジタル写真界では「クラリティ」とそのままカタカナにするか、「明瞭度」と略される。写真をクリアにするってニュアンスでとらえてOK。
カメラアプリの付属機能にしておくにはもったいないほどの機能でしょ。
さらにもうひとつ「フィルター」機能も。まあ「ラボ」機能を上手に使えばたいていの表現はできるのだが、「フィルター」を使えばワンタッチでより効果的な補正ができる。フィルタは4ジャンル+有料のが2つ。
面白いのは、複数のフィルタを重ねがけできること。
かくして、薄暗い日本庭園はこうなり、
ホームに止まってた国鉄時代からの115系はこうなったのであった。
とまあこのようにCamera+は写真編集アプリとしても多機能なのだ。多くのアプリが搭載する傾きや明るさや色の補正に加えて、クラリティまで細かくいじれるのはすばらしい。複数の処理をがんがん重ねていけば、かなり派手な絵も作れるし、逆に渋いモノクロにもできる。
これだけハイレベルで多彩な編集アプリは少ないので、編集機能だけを目当てに入手してもいいくらいなのだ。おすすめ。
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