ASUSブースで“あらかた”見せます!──「OC Station」の操作画面COMPUTEX TAIPEI 2009(2/2 ページ)

» 2009年06月09日 18時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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USB 3.0とSerial ATA 3.0に対応したP6X58 Premium

 COMPUTEX TAIPEI 2009では、インテルが正式に発表していないIntel P55 Express搭載マザーボードが大量に展示されていただけでなく、その次に控えている「Clarkdale」(開発コード名)に対応する予定のIntel H57 Expressを搭載したマザーボードまで展示されていた(すでに紹介しているように、インテルのブースでは動作デモも行われていた)。しかし、それ以外でも新しい規格や技術をいち早く取り入れたマザーボードの展示がASUSのブースで見ることができた。

 それが「P6X58 Premium」で、先日日本でも開発者カンファレンスが行われた「USB 3.0」と、2009年5月27日にSerial ATA Internarional Organizationから仕様が公開された「Serial ATA 6.0Gbps」を実装したサンプルを展示、Serial ATA 6.0Gbpsに関しては、Seagateの対応HDDを使った動作デモも行っていた。

Serial ATA 6.0GbpsとUSB 3.0を搭載したP6X58 Premium(写真=左)とそのバックパネル(写真=右)。基板に見える水色のコネクタがSerial ATA 6.0Gbps対応のコネクタ。また、バックパネルに見える青いUSBがUSB 3.0対応のコネクタになる

ASUSのブースでは、P6X58 Premiumに接続したSeagateのSerial ATA 6Gbps対応HDDとSerial ATA 3.0Gbps対応HDDとで処理速度の比較を行っていた(写真=左)。Serial ATA 6.0GbpsのHDDで測定したFD BENCHの結果(写真=右)

「260×2=295」のはずが「285×2=MARS」

 グラフィックスカードでは、「MARS GTX295/2DI/4GD3」(以下 MARS GTX295)が注目を集めていた。型番からすると、NVIDIAのデュアルGPU搭載カードのGeForce GTX 295をイメージする。GeForce GTX 295はコアクロックやグラフィックスメモリのバスクロック、バス幅、容量などが、GeForce GTX 260を2つ載せたスペックに相当するが、MARS GTX295は、ASUSが独自にレイアウトしたダブルデッキの基板にGeForce GTX 285を2つ組み込んだ構成を採用している。そのため、コアクロックは648MHz、グラフィックメモリクロックは2.4GHz、搭載するグラフィックスメモリの容量は4096Gバイトになる。

 ASUSの示したデータによると、3DMark VantageのExtremeモードで測定したスコアは、NVIDIAのGeForce GTX 295リファレンスカードで「9151」であったのに対してMARS GTX295は「11292」に達したとしている。

GeForce GTX 285を2つ載せて単体のグラフィックスカードにしたMARS GTX295(写真=左)。ASUSのブースには分解されたMARS GTX295も展示されていた(写真=右)。また、MARS GTX295を2枚差したQuad SLI構成で動作デモも行っていた

 「MATRIX GTX285/HTDI/1GD3」(以下、MATRIX GTX285)には、グラフィックスメモリのクロック設定機能と、オーバークロックで不具合が発生しても通常動作に復帰するために、グラフィックスカードに実装されたBIOSを初期化する専用ボタンが用意された。MATRIX GTX285の標準設定では、コアクロック648MHz、グラフィックスメモリの動作クロック2.484GHz、シェーダクロック1476MHzになる。グラフィックスメモリのクロック設定には4つのモード(Extreme Loading、Heavy Loading、Average Loading、Light Loading)が用意され、これに、BIOS復帰のSafe Modeを加えた5つのパターンそれぞれで、MATRIX GTX285の側面にあるロゴの色が変わって、動作しているモードが把握できるようになっている。

グラフィックスメモリのクロック変更機能が実装されたMATRIX GTX285は、設定されているクロックモードが5色のLEDで把握できる(写真=左)。バックパネルにはオーバークロックで動作が不安定になったときにBIOSを復旧させるSafe Modeボタンが用意されている(写真=左)

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