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» 2012年10月11日 12時00分 公開

「VAIO Duo 11」徹底検証(中編)――11.6型フルHDのIPS液晶と筆圧検知ペンを味わうWindows 8 “+α”の魅力に迫る(5/5 ページ)

[前橋豪, 撮影:矢野渉,ITmedia]
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光学式の小型ポインター「Optical TrackPad」は操作にコツが必要

光学式の小型ポインティングデバイス「Optical TrackPad」も搭載。FnキーとF1キーの同時押しで、この機能をオフにすることもできる

 さらに、キーボードのG、H、Bキーの間には、光学式の小型ポインティングデバイス「Optical TrackPad」も設けられている。これにより、キーボードのホームポジションに両手を置いたまま、ポインタの細かい操作が行えるため、文章の入力に集中しているときにカーソルをちょっと移動したいシーンなどで役立つ。

 このOptical TrackPadは、小さく丸い形状から、従来型の感圧式スティックの操作感を思い浮かべるかもしれないが、まったく違うものなので注意してほしい。タッチパッドをそのまま小型化したような操作感で、黒くて丸いセンサー部の上に指を載せて軽く滑らせることでポインタを動かす仕組みだ。感圧式スティックのように力を込めて指で押しても反応しないので、操作には慣れが必要となる。

 また、センサー部をタップすることで左クリック動作が行える「タッピング」機能が初期設定でオンになっているが、これは急にポインタを動かす場合などに誤動作しやすいので、操作に慣れないうちはオフにしたほうが無難だ。

 キーボードの手前には、Optical TrackPadと組み合わせて利用できる横長のクリックボタンも用意している。ボタンのストロークは浅いが、硬すぎず、軽い反発もあって押しやすい。押下時はコツコツと音がなるが、小さな音なので気になるほどではない。押しながらOptical TrackPadを上下に操作することで、上下スクロールが可能なセンターボタンまで搭載しているのは気が利いている。

 正直にいって、Optical TrackPadの操作感は従来型の完成度が高い感圧式スティックに見劣りするが、タッチパネルを補完するポインティングデバイスという位置付けでは上出来だろう。文章をじっくり書きながら、画面に何度もタッチするのは手の移動量が多く、あまり気持ちのいい作業ではないからだ。これがあることで、キーボードモードの実用度は大きく高まっているといえる。

CRUCIALTECによるOptical TrackPadの設定画面。「ボタン」タブでは左右ボタンの機能入れ替えや、センサー部をタップすることでクリックになるタッピング機能のオン/オフなどが設定できる(画面=左)。「ポインター」タブではポインタの速度や加速度を調整可能だ(画面=中央)。「スクロール」タブではセンターボタンを使ったスクロール機能のオン/オフを切り替えられる(画面=右)


 以上、VAIO Duo 11が搭載する液晶ディスプレイの品質をはじめ、タッチパネルやデジタイザスタイラス、キーボード、ポインティングデバイスの使い勝手を確認した。続くレビュー後編では、標準仕様モデルとハイスペックな直販モデルの2台でパフォーマンスやバッテリー駆動時間を比較していく予定だ。

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