「Windows 10」で追加された「Game DVR」機能は、Xboxアプリの機能の1つ。キャプチャしたいアプリケーションの起動中に、キーボードショートカットの「Windows」+「G」を押すと、「ゲームバー」と呼ばれるコントローラーがポップアップする。ここからワンタッチで動画/静止画のキャプチャが可能だ。
中央のカメラアイコンを選択するとスクリーンショットの撮影、赤い録画ボタンを選択すればビデオキャプチャが開始される。キャプチャ中は右上に小さく経過時間が表示される。動画ファイルは、ユーザーフォルダのビデオの中にmp4形式で保存される。動画品質は「普通」と「高」から選択でき、筆者の環境では前者のビットレートが8000kbps、後者が16000kbpsだった。
ゲームを常にバックグラウンドでキャプチャするモードも搭載する。ここぞというときに15秒から1分の間で時間をさかのぼって録画することができるので、突然のシャッターチャンスを逃しにくい。他にも即座に録画を開始できるキーボードショットカットなども用意され、使い勝手は良好だ。
Xboxアプリ内にあるゲーム録画のページでは、撮影したキャプチャの管理やXbox Liveへの動画共有、不要部分のカットといった簡単な動画編集も可能。OSに標準機能として搭載されることで、使用のハードルも低く、動画サイトへ気軽にプレイ動画をアップしたいゲーマーにとって便利なツールとなりそうだ。また、キャプチャできるアプリはゲームに限らないので、アプリの使い方を解説する動画を作成するなど、活用の幅は広い。
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