Windows 10のアプリ表示がぼやける問題を解消する方法Windows 10のツボ(34)

» 2015年09月24日 06時00分 公開
[山口恵祐ITmedia]

アプリがぼやけるのはスケーリングによるもの

 「Windows 10」、またはWindows 8.1で高画素密度(高DPI)のディスプレイを使用していると、アプリを表示したときにぼやけて表示されてしまうことがある。これはアプリが高画素密度のディスプレイ表示に対応していないためで、OSの機能により拡大表示されているのが原因だ。

スケーリング アプリの表示がぼやけてしまっている状態。次の画像と比較すると、ぼけていることが分かるはずだ
スケーリング 表示のぼけを今回紹介する方法で解決したところ。前の画像に比べて文字がクッキリ表示できている

スケーリング設定で表示のぼけを解消する

 ぼやけた表示を解消するには、アプリの互換性設定を変更する。アプリのショートカット上で右クリックし、プロパティの中にある互換性タブで「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れる。

スケーリング 右クリックメニューのプロパティを開く
スケーリング 互換性タブにある「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」にチェックを入れる

 これで、今までぼやけていたアプリがくっきりと表示される。高画素密度のディスプレイを使用しても、アプリがぼやけてしまってはもったいない。表示がぼけてしまうアプリで今回の設定を試してほしい。

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