従来のWindowsでは、標準の画像ビュワーとして「Windowsフォトビューアー」が使われてきたが、「Windows 10」ではこれを刷新。新たに「フォト」というアプリが標準のビュワーとして起動するようになった。
このアプリは、画像を表示するだけでなくPC内に保存された写真の管理や編集といったさまざまな機能を備える。スタートメニューのアプリ一覧からフォトを起動すると、ユーザーのピクチャフォルダやOneDriveに保存された画像が日付ごとに表示される。保存された写真を表示する指定フォルダは設定から変更可能だ。
ここからは写真の編集機能に着目してみよう。フォトアプリで使える編集機能は回転、クロップ(切り取り)、傾きの調整、赤目処理といった基本的なものから、写真の印象を大きく変えるInstagramのような「フィルター」、明るさやコントラスト、ハイライト、影といった「ライト」、色温度や濃淡、鮮やかさといった「カラー」、縁取りや背景ぼかしといった「効果」など、ここに挙げただけでも多彩な編集機能を持つ。
多彩な編集機能を備えるフォトだが、多機能すぎて少々使いづらいと感じるユーザーもいるだろう。そんな場合は、ワンタッチで写真を補正してくれる機能がオススメだ。「基本補正」の中にある「補正」を選択すると、自動で写真を美しく仕上げてくれる。
スマートフォンやタブレットでも同じような機能は当たり前に搭載しているが、PCに写真を取り込んで、大きな画面で編集するのもなかなか便利だ。ぜひ試してほしい。
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