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» 2012年10月16日 20時51分 UPDATE

写真と動画で解説する「ARROWS Tab F-05E」

ドコモ タブレット「ARROWS Tab F-05E」は、10.1フルHD液晶画面、1.7GHzクアッドコアCPU「Tegra3」を搭載し、バッテリーも10080mAhと非常に大容量。さらに指紋認証センサーも搭載しながら、前モデルより小型化も実現している。ファミリー層向けの高機能タブレット端末だ。

[小林健志(K-MAX),ITmedia]

フルHD表示対応のワイドUXGA液晶を搭載

 「ARROWS Tab F-05E」は、2011年10月に発売された「ARROWS Tab LTE F-01D」に次ぐ2機種目の富士通製ドコモタブレット。最大の特長はフルHD表示対応の10.1インチワイドUXGA(1920×1200ピクセル)液晶。10.1インチの画面サイズは前モデル(F-01D)と変更はないが、ボディはより小さくなった。Android OSのバージョンは4.0。Xiは下り100Mbpsに対応し、800MHz帯の周波数もサポートする。

photophoto 端末の表側(画像=左)と裏側(画像=右)。色はWhite1色

 F-05Eの大きさは約259(幅)×169(高さ)×9.9(厚さ)ミリ。重さは約580グラム。表側左右にステレオスピーカーがあり、右側にスマート指紋センサーが新たに用意された。ディスプレイの上には有効画素数約125万画素CMOSカメラを搭載。端末裏側には有効画素数約810万画素CMOSカメラを備えており、フォトライトはない。下部に充電端子がある。NFCにも対応するが、使えるのは「かざしてリンク」のみで、おサイフケータイとしては使えない。またFeliCaにも対応しない(トルカには対応)。10080mAhと非常に大容量のバッテリーを搭載していることもあり、リアカバーは取り外せない。

photophoto 端末上側面は電源キーを備える(画像=左)。端末下側面はキーがない(画像=右)
photophoto 端末左側面はイヤフォン端子、カバーの内側にMicro USB端子、音量上下キーを備える(画像=左)。端末右側面はカバーの内側にmicroSD/microSDHCスロットとドコモminiUIMカードスロットを備える(画像=右)。2GバイトまでのmicroSDと32GバイトまでのmicroSDHCに対応している
photophoto 端末左側面のカバーを外してMicro USBケーブルを挿したところ(画像=左)。端末右側面のカバーを開いたところ(画像=右)。IPX5/8相当の防水機能、IP5Xの防塵機能を有しており、カバーにはパッキンが付いている。イヤフォン端子は防水対応となっている
photophoto ワンセグ・NOTTV共用のアンテナを伸ばしたところ。端末右側面上に搭載されている
photo 端末表面右側に搭載されているスマート指紋センサー。開発途中の端末なので指紋認証を利用したアプリや操作画面は、まだ試せなかった

 ディスプレイのサイズは変わらないが、前モデルより小型化を実現した。液晶の解像度も前モデルより向上している。裏面にあった電源キーや音量上下キーも側面に移され、操作しやすくなった。また、重さも前モデルの約597グラムから約580グラムに軽量化されている。

photophoto 左がARROWS Tab F-05E、右が前モデルのARROWS Tab LTE F-01Dの表面(画面=左)と裏面(画面=右)
photo メモリ容量はROMが32Gバイト、RAMが2Gバイト。開発機の内蔵ストレージ23.95Gバイトと表示されていた

多彩なスタイル切替、ロック画面によるユーザー切替も

 F-05Eの魅力はフルHD表示対応ディスプレイ。旧来のHD液晶からの違いは一見すると分かりにくいが、高精細な液晶画面は文字の視認性が高い。動画コンテンツを見る際にも威力を発揮する。また、画像・映像を綺麗な画面で見られるだけでなく、前面にステレオスピーカーを搭載し、Dolby Digital Plusを搭載。イコライザーアプリなどで、好みの音質で良質のサウンドを楽しめる。

photophoto ホーム画面(画面=左)とブラウザを立ち上げたところ(画面=右)。高解像度なので非常に美しく、文字の視認性も高い。なお、出荷時はこのdocomo Palette UIが標準となっている
photo Dolby Digital Plusのイコライザーアプリ。ステレオスピーカーと合わせて良質なサウンドを楽しめる

 F-05Eは前モデル同様「スタイル切替」が可能だ。開発機のため、「かんたんスタイル」と「キッズスタイル」以外は試せなかったが、発売の時点では「ウォータープルーフ」「ステーショナリー」「ナチュラル」などさまざまなスタイルに切り替えられる。なお、「スタイル切替」をすると、ホームは標準のdocomo Palette UIからメーカー独自のNX!ホームへ変更される。

photophotophoto UIはメーカー独自のNX!ホームもインストールされている。こちらのスタイルは「オーディオ」(写真=左)。「かんたんスタイル」は同社のらくらくスマートフォンに似たUIとなっている(画面=中)。ブラウザの表示も標準とは少々異なる(画面=右)
photophotophoto 「キッズスタイル」は子ども向けのUI(画面=左)。「できたよカレンダー」(画面=中)や「じかんわり」(画面=右)など独自の子ども向けアプリが利用できる

 スタイル切替は、通常設定画面から行う。通常の「シングルモード」のほかに「ファミリーモード」を選択できる。「ファミリーモード」ではロック画面での「スタイル切替」に対応しており、家族で使用する場合、使用する人によってスタイルを切り替えることができる。

photophoto 通常の「シングルモード」では設定画面の「スタイル設定」で「スタイル切替」を行う(画面=左)。「シングルモード」と「ファミリーモード」の選択画面(画面=右)で「ファミリーモード」を選択すると、ロック画面で「スタイル切替」を行える。開発機のため、実際ロック画面での選択画面は表示できなかった


 F-05Eは、前モデルから小型軽量化を果たしながら、液晶の解像度が向上。クアッドコアCPUや大型バッテリーの搭載により、リッチな動画やゲームコンテンツなどをより快適に楽しめる。スタイル切替を採用したことで、家族で共用しやすくなった。ファミリー層向け高機能タブレットとして、F-01Dよりも幅広い用途で活躍しそうだ。

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