AIはERPを駆逐するのか? 第三者保守ベンダーが主張する「ERPパッケージという概念の終焉」
生成AIとAIエージェントの普及はERPの存在意義を揺るがしている。Rimini Streetは、「イノベーションはERPの外側で起こる」と提唱し、その概念として「AIエージェント型ERP」を示す。同社CIOへのインタビューに基づき、AI時代におけるERPの役割の変化について紹介する。(2025/12/3)
気付いたら給料が別の口座に
“給料が振り込まれない”――MFAの不備を突く「給与振込先変更」詐欺の仕組み
Microsoftは、米国の教育機関などを中心に発生している“給与抜き取り型サイバー攻撃”を確認したと発表した。(2025/10/15)
セキュリティニュースアラート:
Salesforceのデータ漏えい疑惑に対して集団訴訟勃発 「基盤に問題ない」と反論
Salesforceは顧客情報の不正流用を巡り、集団訴訟を含む15件以上の訴訟に直面している。原告はデータ流出により詐欺被害を受けたと主張しており、法的責任が問われている状況にある。(2025/9/30)
AIとの協働に見る新たな職場像
「AIを同僚として歓迎」が7割超え 積極派と慎重派、それぞれの見方
職場でのAI活用が進む中、従業員の75%が「AIエージェント」との協働を歓迎する一方、管理される立場には抵抗感を示す。この対照的な反応の背景には何があるのか。(2025/9/20)
AIエージェントは「上司」か「同僚」か:
75%が「AIと協働」には前向き、だが「AIに任せたくないと思う業務」も Workday調査
ワークデイは、AIエージェントの利用に関する調査結果を発表した。「AIエージェントとの協働に前向き」と回答する人が多い一方で、管理されることについては懸念の声が上がった。(2025/9/18)
「AIに管理されたくない」は約7割 導入前に知るべき人間中心の設計思想
多くの企業がAIエージェントの導入を急ぐ一方で、従業員はAIに管理されたくないと考えている。AIの導入に不可欠な「人間中心の設計思想」とは。(2025/9/12)
WorkdayがAI開発ツールを拡充 エージェントの統合と連携で業務プロセスはどう変わる?
WorkdayはAIアプリケーションとAIエージェントの開発、連携を推進するため、AI開発者むけツールセットを発表した。サードパーティー製のAIエージェントをWorkdayに統合できるという。(2025/6/19)
企業も人もAIエージェントも“連携”が大事:
A2AとMCPで異なる企業のAIエージェントを連携させるサービス アクセンチュアが提供開始
アクセンチュアは、異なる企業が提供するAIエージェントを連携させる「Trusted Agent Huddle」を発表した。特定のタスクやビジネス目標に応じて最適なAIエージェントを選択し、それらを管理できるようになるという。(2025/6/9)
Weekly Memo:
AIエージェントの活用に人事管理をどう生かす? Workdayの戦略から探る
多種多様なAIエージェントをどう管理すべきか。人事管理として取り組む手段もあるのではないか。そんなアプローチをワークデイの戦略から探る。(2025/6/2)
ヤンマー、テルモはいかに組織変革を実現した? 事例から学ぶ「人」と「金」の未来
グローバルで堅調にビジネスを成長させているヤンマーとテルモは、いかにしてデータとテクノロジーを組織の成長と競争力強化につなげたのか。ワークデイの年次カンファレンス、「Workday Elevate Tokyo 2025」の基調講演を基に届ける。(2025/6/2)
Workdayが国内データセンターを展開 データ主権要件に対応か
Workdayは2026年から、AWSの日本国内リージョンを使ったクラウドサービスの提供を開始する。人事、財務向けソリューションをAWSで稼働させ、データ主権やコンプライアンスに対応した。(2025/5/30)
企業は社員の「スキル」を適切に評価できていない
スキルに基づく採用(スキルベース採用)への関心が高まっているにもかかわらず、多くの企業はいまだに履歴書や職務経歴といった従来の指標に頼って人材を評価している。(2025/5/28)
Deloitte、日立、Workdayが人事領域での協業を発表 日本企業の課題をどう解決する?
Deloitteは日立ソリューションズ、Workdayと共に戦略的人事基盤の構築支援を目的とする協業を開始した。Workday HCMとリシテアの連携で、日本企業の複雑な人事課題に対応する。(2025/5/26)
一気におさらい AIはじめて物語【第4回】
画像生成AIで裁判沙汰も 2022年からAIの歴史はこう変わった
2022年11月に「ChatGPT」が公開された。ChatGPTはさまざまな人工知能(AI)技術を礎としている。他にはどのような技術が登場したのか。その歴史をおさらいする。(2025/5/11)
AIエージェントの構築スピード、精度、スケーラビリティが向上:
IBM、企業のAIエージェント構築、展開をサポートするハイブリッドテクノロジー群を発表
IBMは、企業がAI活用の課題に対処し、自社独自のデータを用いてAIエージェントを構築、展開できるようにする新しいハイブリッドテクノロジー群を発表した。(2025/5/9)
「ERPパッケージという概念がなくなる」 第三者保守ベンダーから見たERPの未来
SAP ECC6.0のサポート期限が迫り、多くのユーザー企業が基幹システムの今後の運用に頭を悩ませている。Rimini StreetはECC6.0ユーザーに向けて第三者保守サービスを提供しているが、「ERPパッケージという概念がなくなる」という別の考えも持っている。セス・ラヴィンCEOに話を聞いた。(2025/4/23)
「SaaS is Dead」時代のバックオフィスAI戦略――マネーフォワードの挑戦
「SaaSの時代は終わった」――。マイクロソフトのサティア・ナデラCEOが放った一言が、ソフトウェア業界に衝撃を与えた。(2025/4/10)
「Adobe Summit 2025」レポート:
アドビが「10種類のAIエージェント」を発表 顧客体験はどう変わる?
アドビの年次イベント「Adobe Summit 2025」が開催された。初日の基調講演では、アドビのAIエージェント戦略が明らかになった。(2025/3/21)
CIO Dive:
新技術特有の勇み足広告 AIエージェントを検討する少し前に考えること
AIエージェント市場は急拡大し、ベンダー各社は次々と新機能を投入している。一方、企業側はガバナンスやシステム統合の課題から慎重な姿勢を崩さない。市場の熱狂と現場の冷静な判断、その温度差の背景と今後の展望を探る。(2025/3/17)
ワークデイが日本企業向けの対応を強化 パートナー拡大へ
ワークデイとパトスロゴスが2025年3月12日に戦略的協業を発表した。新たな給与ソリューションの提供を目指す。このソリューションは日本の社会保険・税制度に適応しながら、グローバル市場への対応も視野に入れている。(2025/3/14)
“3つの移行手法”と代替策
「S/4HANA」に移行すべきか? “2027年問題”の対処法を徹底解説
SAPの旧世代ERP製品が2027年にサポート切れを迎え、ユーザー企業は次世代ERP「S/4 HANA」への移行を迫られている。本稿は「なぜ移行すべきか」「移行すべきかどうか」「どのように移行すべきか」という問いに答える。(2025/3/13)
PR:企業を悩ます「ハイブリッドIT環境のモダナイゼーション」 難題を乗り越える方法とは?
オンプレミスとマルチクラウドを融合したハイブリッドIT環境は、多くの企業で普及している。一方で運用の複雑性は増大の一途をたどっており、異なるシステム間の相互運用やパフォーマンス監視、障害対応など、さまざまな問題が顕在化している。小手先の対応ではこの課題を解決することはできず、経営目標の達成に主眼を置いた戦略的なモダナイゼーションを実践する必要がある。この取り組みを推進する上で基本となるのが、キンドリルが提唱する「Run and Transform」と呼ばれる方法論だ。(2025/3/3)
CFO Dive:
Microsoft、SAP、SalesforceらのAIエージェントの特徴は? 6社の動向まとめ
人間のような意思決定能力を備えたAIエージェントが登場し始めた。Microsoft、SAP、Salesforceら6社が発表したAIエージェントの特徴と各社のAIエージェントに関する考え方をまとめた。(2025/2/27)
製造業は「AI×プラットフォーム」の時代へ(3):
AIがマルチなクラウドプラットフォーム活用を促進する
製造業でも注目される「AI」。製造業向けDX戦略シリーズ第3弾の本連載では、クラウドERPなどIT基盤へのAI搭載の流れについて解説する。最終回は、クラウドサービスをまたぐマルチプラットフォームに関する課題と業界動向を紹介する。(2025/2/26)
人員削減の裏にある“期待”
IT業界で進む大量解雇 アナリストが疑問視する“ベンダーの言い分”
ERPベンダーのWorkdayが従業員の8.5%を削減する計画を発表した。他のITベンダーもこぞって進める人材削減の動きについて、アナリストは“ある疑問”を呈する。(2025/2/7)
機能の見直しはある?
トランプ大領領の“DEI廃止”は人事ソフトウェアに影響を及ぼす?
トランプ大統領が「DEI」施策の廃止を明らかにした。この方針を受け、人事ソフトウェアベンダー各社は、DEIに関する機能を見直すのか。(2025/1/30)
製造業は「AI×プラットフォーム」の時代へ(2):
グローバルではクラウドERPが主流に 国産製品はガラパゴス化してしまうのか
製造業でも注目される「AI」。製造業向けDX戦略シリーズ第3弾の本連載では、クラウドERPなどIT基盤へのAI搭載の流れについて解説する。第2回はクラウドERPが持つユーザーメリットを解説していく。(2025/1/23)
中堅・中小企業に有効な“専門特化”ERPに注目が集まる 汎用向けとは何が異なる?
プロフェッショナルサービスを提供する中小企業が、自社の業務管理に役立つ機能を備えたクラウド型のERPに注目している。汎用向けとは何が異なるのだろうか。(2024/12/12)
「Dreamforce 2024」で明らかになった全貌:
Salesforceは脱“生成”へ 自律型AI「Agentforce」は何が新しいのか?
企業が求めるAIの真の価値は単なる生産性向上にとどまらない。肝心なのは、その先にあるより多くのビジネス成果の獲得であるはずだ。そこでSalesforceがたどり着いたのが、「自律型エージェント」というコンセプトだ。(2024/9/30)
RISE with SAPの現状と今後【後編】
SAPユーザーが選ぶ「第3のERP」とは? RISE with SAPの代替候補に
SAPは顧客企業に対して「RISE with SAP」によるクラウド移行を迫っている。だがSAPのERPパッケージの顧客企業は、一部では別の選択肢を検討している。顧客企業に求められている選択とは。(2024/8/5)
SAP×WalkMeが「最強ではないかもしれない」理由 買収のネガティブ要素を解説
SAPはデジタル採用プラットフォームのWalkMeを買収した。目的はERPをオンプレミスからクラウドに移行する顧客を支援するためのアプリケーションポートフォリオを拡大するためだ。(2024/7/26)
早期に導入した企業にこそ起こる課題も:
最適解は「コード補完」から「自動化ワークフロー」へ? 有識者が予測する“生成AIの今後”とは
TechTargetは「生成AIアプリケーションの動向」に関する記事を公開した。2024年に開催された「Google Cloud Next '24」では生成AIに関する多くの情報が公開された。期待が高まる生成AIアプリケーションだが、その進化は速く、それに伴う課題も生まれている。(2024/5/15)
らんぶるの「コッカラSaaS」:
SaaSのグローバル化は幻想か? 生成AIが「ベンダーの逆風」となり得る理由
SaaSのグローバル化は幻想なのか。ソフトウェア業界歴10年以上の個人投資家らんぶるさんが、SaaSを中心にソフトウェア産業について持論を展開する。(2024/3/14)
専門家が予言するERPのトレンド、2024年の3本柱とは
2024年はERP業界にとって重要な1年になる。アナリストはクラウドへの移行や生成AI機能の追加などで戦略的投資先になっていくとみているが、具体的にはどのように進化するのか。(2024/2/28)
「従業員の利益を優先するとは思えない」 調査で明らかになったAIの導入を巡る“ギャップ”
Workdayが実施したグローバル調査で、AIの導入に際して経営陣と現場従業員との間に認識にギャップがあることが分かった。(2024/1/31)
“大企業向き”だけじゃない:
SAPがGROW with SAPで中堅市場に本腰 「コストが合わない」は過去の話か
中堅企業にとって、「GROW with SAP」経由の「S/4HANA Cloud」導入は魅力的なクラウド移行の選択肢の一つだ。しかし、この市場セグメントをSAPが攻略することは容易ではない。(2023/12/12)
“「単線」から「東京メトロ」へ”ってどういうこと? 生成AI搭載でプロセスマイニングはこう変わる
プロセスマイニングツール「Celonis」は生成AIを搭載することでどう変わるのか。イベントで言及された「東京メトロ路線図」とプロセスマイニングツールとの共通点とは。(2023/12/13)
AI人事採用ツールがもたらすリスク【後編】
採用におけるAI活用が訴訟リスクに? 人事採用でのAI利用は「まだ早い」のか
米国の人事業界の間でAI活用への懸念が高まっている。採用面接でAIツールを利用した企業が訴えられた事例もある。専門家が推奨するAIツールの使い方は。(2023/12/1)
アクセンチュアやデロイトに頼らず自動化を実現せよ InforがEnterprise Automationを発表
InforがRPA実装を支援するサービス「Enterprise Automation」と、開発統合環境「Infor Developer Portal」を発表した。(2023/11/29)
Workday、日本市場への投資を加速 コーン・フェリーとパートナーシップ締結する狙いは
ワークデイは2023年10月19日、コーン・フェリー・ジャパンとのパートナーシップ締結を発表した。記者発表を基に、同社が考える日本市場での展望を解説する。(2023/10/20)
CIO Dive:
SAPがGoogle Cloudと協力し、SAP Datasphereに生成AIを導入 両社の取り組みを紹介
SAPは「SAP Datasphere」に生成AIを導入した。最初のユースケースは自動車業界向けだという。(2023/10/13)
アナリストが解説:
ローコード/ノーコードはERP開発の「魔法のつえ」ではない
ERP業界にもローコード/ノーコード開発環境の波が押し寄せている。だが、市場リサーチャーはこれを「魔法のつえ」ではない、と指摘する。なぜだろうか。(2023/8/31)
製造マネジメントニュース:
日立が「配属ガチャ」解消へ、ジョブ型インターンシップの実施人数は4年で6倍に
日立製作所は、2022年6月の三省合意改正に基づきインターンシップでの学生情報が採用活動で活用可能になることを受けて、同社が技術職を中心に推進するジョブ型インターンシップの方向性について説明した。(2023/7/21)
「ITmedia DX Summit vol.15」開催レポート:
クックパッドが取り組むバックオフィス業務の自動化 「たった3人の挑戦」の全貌
日本の料理レシピサイトからグローバルな食べ物関連サービス企業へと変わりつつあるクックパッド。事業拡大に伴って複雑化するバックオフィス業務、サイロ化しがちなデータといった課題を同社はどう解決しているのか。同社 CTO兼CISOの星北斗氏が語った「たった3人の挑戦」とは(2023/7/27)
オムロン、全社データドリブン経営にクラウドネイティブなデータマネジメント基盤を採用
オムロンが世界中の事業データの活用にクラウドネイティブなデータ管理ソリューションを採用した。データドリブン経営を目指すとしている。(2023/6/22)
WeeklyMemo:
SAP、オラクル、ワークデイはSaaS革命を起こすか クラウドERP「三大勢力」の動向から考察
クラウドERP市場で“三大勢力”と目されるSAP、Oracle、Workdayが相次いで新たな動きを表明した。どんな動きか。「クラウドがもたらす本当の変革はSaaSにあり」と考える筆者が、エンタープライズIT市場への影響を考察する。(2023/4/17)
Gartner Insights Pickup(296):
ERPは終わったのか
ERPは終わったのか、それとも未来があるのだろうか。そしてERPに未来があるとすれば、それはどんなものだろうか。(2023/3/24)
接続可能なデータソースを年末までに100種類増、Qlikが「Connector Factory」を発表
多用なデータソースを接続するニーズが増す中、Qlikは「Connector Factory」を発表した。SaaSアプリケーションやデータソースに接続するコネクター機能を継続的に拡張する。(2023/3/10)
取引状況の可視化も実現
医療系NPOが調達システムを「Coupa」でクラウド化 その目的と成果は?
オーストラリアの医療系NPOがクラウドサービスを活用し、調達や支払いのシステムを刷新した。同NPOが従来抱えていた課題と、システム刷新による成果とは。(2023/2/28)
英国組織のクラウド移行とバックオフィス改革【後編】
バックオフィスが“あの機能”で変わる 英国組織のWorkday活用
英国の金融オンブズマンサービスは、Workdayのクラウドサービスを導入した。同機関が、バックオフィスを変えるために使う機能とは。(2022/12/13)